河野孝典

アルベールビル、リレハンメル・複合団体金
リレハンメル・複合個人銀
長野県出身

大舞台で見せた「2番手」の意地

 「ナンバー2」の目立たない男は、2度の五輪で主役になった。

 アルベールビルでは、不調のエース、阿部雅史に代わって出場、トップでスタートした距離では2番手で出場し、 堅実な滑りで荻原健司につないだ。リレハンメルでも阿部、荻原とのトリオで、五輪2連覇という偉業を達成する。

 リレハンメル五輪翌年の1995年、現役を引退。現在、故郷の長野県野沢温泉村の職員だが、 長野五輪では選手村の「副村長」に内定、聖火リレーでも勇姿を見せてくれる予定になっている。


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