氷上の格闘技 “ドリームチーム”も参戦

ルール・競技紹介

 スピード感あふれる試合展開、激しくぶつかり合う巨漢選手たち。その迫力から「氷上の格闘技」とも評され、 特に北米では絶大な人気を誇っている。

 GK(ゴールキーパー)、DF(ディフェンス)2人、FW(フォワード)3人の、1セット6人編成。 選手はそれぞれスティックを持ち、「パック」と呼ばれる硬化ゴム製の球をドリブルしたり、パスしたりしながら相手ゴールを狙う。 試合は1ピリオドが20分、15分ずつの休憩を挟んで、計3ピリオドの合計点で勝敗を競う。体力の消耗が激しいため、 ゲーム途中での選手交代は、何回でもできる。

 リンクは30×60メートルで、試合中の選手の滑走スピードは時速40キロから60キロ、シュートのスピードに至っては、 テニスの一流選手のサービス並みの時速200キロにも達する。このスピード感と迫力にあふれる試合運びが最大の特徴で、 北米では野球、バスケット、アメリカンフットボールと並び、「4大スポーツ」の一つに数えられ、人気を博している。

 接触プレーは日常茶飯事で、それが売り物にもなっているが、スティックで相手をたたいたり(スラッシング)、ひっかけたり(フッキング)などの反則を犯すと、 一定時間(2分、5分、10分)退場させられたり、ペナルティーベンチに入れられたりして、 試合には参加できなくなる。


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