三ケ田礼一

アルベールビル・スキー複合団体金
岩手県出身

複合「黄金時代」の立役者

 札幌以来20年ぶりとなった、冬季五輪での金メダル。三ケ田は、複合黄金時代の幕開けの一翼を担った。

 ジャンプが得意で、91年世界選手権での団体3位に貢献。「日本複合強し」と世界に印象付けた。 明大を出て社会人となってから、安定した力をつけ、大舞台で実力をいかんなく発揮した。

 リレハンメルでは旗手を務めたが、けがもあり競技では補欠に回った。同五輪終了後に現役を引退。スキー大会の企画・ 運営などの仕事をしながら、子供たちの指導を続けている。


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