実施種目は、男子が500、1000、1500、5000、10000メートル。女子は10000メートルの代わりに3000メートルがある。 一般に、500、1000が短距離、1500が中距離、3000以上が長距離とされる。種目によって選手に要求される適性、練習方法、 レース展開などは大きく違うが、過去には男子のエリク・ハイデン(米)、 女子のリディア・スコブリコワの2選手が全種目制覇の偉業を達成した。
長野では、大きくルール変更が行われ、それをめぐる駆け引きも注目の的だ。一番大きな変化が、500メートルが「2番勝負」になったこと。 500メートルは、一般にアウトスタートの方が不利と言われているが、この差をなくすために、選手はインスタート、 アウトスタートをそれぞれ1回ずつ滑り、合計タイムで競うことになった。競技は2日間にわたって行われる。
また、スケート靴に革命を起こしているスラップ(クラップ)スケートの使用が許可され、記録ラッシュも期待されている。