失敗ジャンプ糧に 長野に賭ける![]() 大きな期待がかかって臨んだリレハンメル。日本は、大差で1位につけていたが、最後の原田がまさかの失敗ジャンプ。 2位のドイツに逆転を許した。他の3人の選手たちが駆け寄り、原田を慰めるシーンだけが印象に残ってしまった。 この失敗ジャンプが尾をひいたのか、その後低迷期が続いたが、95−96年シーズンには見事に復活。 世界選手権で日本人最多の4勝をあげたほか、96−97年シーズンの世界選手権では、ラージヒルで、 日本人選手としては初の金メダルを獲得した。 紆余曲折を経て臨む長野で、札幌以来のジャンプでの「金」に挑む。 |