白馬村

【滑降、スーパー大回転】

 アルペン競技の花形・滑降は、北アルプスの唐松岳(2696メートル)から東に広がる、既存のスキー場を利用して行われる。

 FISの定める滑降コースの基準(標高差800メートル)を満たす数少ないスキー場で、国内のスキー競技の中心地の一つ。

 コースは変化に富み、高度な技術が要求される。スーパー大回転はスタート地点を下げて、滑降とコースを共有する形で行われる。


アクセス 白馬村八方尾根。JR白馬駅から、松本電鉄バス八方行き終点で下車。徒歩約15分。

【ジャンプ】

 約76億円をかけ、92年末に完成。八方尾根をバックに、ラージヒルとノーマルヒルの台が併設されている。収容観客数は4万5000人。

 サマージャンプ用の人工芝も貼り付けられており、年間通してラージヒルが飛べる、国内初の施設となった。この「地の利」を生かし、 日本選手は四季を通じて着々と練習をこなしている。


アクセス 白馬村八方。JR白馬駅から、松本電鉄バス八方行き終点で下車、徒歩約15分。

【クロスカントリー、複合距離】

 スタート・フィニッシュ地点となるメーン会場を中心に3コース(各5キロ)を設置。コースの組み合わせで、5キロから50キロまでのレースを行う。 選手がメーン会場に戻ってくる回数が多いため、応援にも力が入りそうだ。

 事前調査で、オオタカの生存が確認されたため、自然保護の観点から当初の5キロコース4本建設から5キロコース3本に変更した。


アクセス 白馬村神城。JR南神城駅から、徒歩約20分。

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