壁乗り越えつかんだ唯一のチャンス![]() カルガリー、アルベールビルと「出場有力」と見られながら、代表には選ばれなかった屈辱。その上、 リレハンメルの1年前には、左足首じん帯断裂という、選手生命そのものの危機に襲われる。しかし、手術、リハビリを乗り越え、 足首に2本のピンが埋まったまま出場した五輪では、自己の持つ日本記録を11秒17も上回る、驚異的とも言える7分19秒68をマーク。 ただ一度のチャンスで大輪の花を咲かせた。3000メートルでも、7位入賞を果たしている。 一度は長野を目指したが、体調不良などを理由に95年に現役を引退した。 |