CASIO製 DataImpression for CALEIDのファイルをDIM2000のファイルへ変換する際の規則


「DataImpression for CALEID Ver2.0」のデータファイル(*.DIM)および「DataImpression for CALEID Ver2.1」のデータファイル(*.DMC)を「DIM2000」のデータファイル(*.DI4)へ変換する際の変換規則を以下に記述します。


  1. 手書きデータ

    スケジュール・期間スケジュール・To-Doの手書きデータはメモ帳のビットマップとして作成され、各々の該当データとリンクします。手書きのビットマップは、枠線なしの手書きデータとして変換されます。

    メモ帳では、それぞれの区分(個人・会社など)のフォルダの下に「スケジュール」・「期間スケジュール」・「To-Do」・「住所録」のフォルダが作成され、その下に手書きデータが作成されます。

  2. 個人・会社の別

    スケジュール・期間スケジュール・To-Do・メモ帳には個人・会社の別を保持していないため、すべて個人として移行されます。

  3. 記念日

    DIM2000の休日には振替の自動計算がありますが、DataImpression for CALEIDにはありません。このため、振替休日はOFFとして移行されます。

    DIM2000の記念日には「振替休日の対象とする」のチェックがありますが、DataImpression for CALEIDにはありません。このため、「休日とする」がONの場合は自動的にONとして移行されます。

  4. 住所録

    住所録の分類には、空白が移行されます。DataImpression for CALEIDの住所録には個人・会社・店名・その他とありますが、店名・その他はグループとして追加されます。


    ※店名の変換規則について


    DataImpression for CALEID → DIM2000


    店名 → 氏名

    店名読み → フリガナ

    ジャンル → 備考

    電話番号 → 電話番号(自宅)

    住所 → 住所(自宅)

    営業時間 → 備考

    定休日 → 備考

    交通アクセス → 備考

    駐車場 → 備考

    予算 → 備考

    おすすめ → 備考

    感想 → 備考

    備考 → 備考

    このとき、DIM2000の備考欄には、


    例)(見出し)(内容)


    ジャンル 洋食屋

    営業時間 10:00〜20:00

    定休日 水曜日

    交通アクセス 新宿駅南口徒歩3分

    駐車場 なし

    予算 1500円

    おすすめ 納豆オムライス

    感想 安い、早い、おいしい

    備考

    のように、「見出し(TAB)内容(改行)」の形式で設定され、最大512バイト(半角511文字)を超えたものは切り捨てられます。


    ※その他の変換規則について


    DataImpression for CALEID → DIM2000


    項目1 → 氏名

    項目1読み → フリガナ

    項目2〜項目15 → 備考

    このとき、DIM2000の備考欄には、


    例)(見出し)(内容)


    項目2 CASIO電子手帳とのデータ交換

    項目3 顧客、取引先、友人の住所録管理

    項目4 毎日のスケジュールや数日に渡る期間スケジュールの管理

    項目5 To-Doによる作業の整理整頓

    項目6 住所録を利用した宛名の自動レイアウト

    項目7 いろいろなフォーマットに対応したメモ帳

    項目15

    のように、「見出し(TAB)内容(改行)」の形式で設定され、最大512バイト(半角511文字)を超えたものは切り捨てられます。


  5. メモ帳

    個人フォルダの下には、DataImpression for CALEIDの「メモ帳」以下のフォルダが移行されます。

    イージーシート・アドインについては対象外とし、移行されません。

    定型フォームは、下図のようにテキストとして変換されます。その際、定型フォームごとの見出しを設定し「見出し(TAB)内容(改行)」の形式で設定されます。

    DataImpression for CALEIDでの定型フォーム 移行後の定型フォーム