Nikkei MAC CD 98.11

Mac OS 8.1アップデーター



アップルコンピュータ(株)から提供された「Mac OS 8.1アップデータ」です。現在,日本語版Mac OS 8をお使いのユーザーは,このアップデーターを使ってOSのコアの機能を,Mac OS 8.1にアップデートできます。
 本誌バックナンバー98年4月号の第2特集に詳しい解説を掲載しています。詳しくお知りになりたい方は,そちらを参照しながらお使いください。


データ収録場所】ルート→Mac OS 8.1 アップデーター


このアップデーターでできること

Mac OS 8.1は数々の機能向上を果たしています。最も大きな改良は,「Finder」「ディスクキャッシュ」「仮想記憶メモリ」のパフォーマンスの向上でしょう。このほか,Apple純正のかな漢字Input Method「ことえり 2.1」,Windows 95の長いファイル名に対応した「PC Exchange 2.2」,主にDVD(Digital Video Disk)サポートのために必要な「Universal Disk Format」(UDF)対応といった改良が加えられています。

パワー・ユーザーの皆さんにとっては,ディスクの利用効率を上げる新しいファイル・フォーマット「HFS Plus(Mac OS拡張フォーマット)」への対応,マルチホーミングに対応したネットワーク・システム「Open Transport 1.3」といった改良が見逃せない点になるでしょう。

Mac OS 8.1アップデータを使ってアップデートされる主な機能は以下の通りです。
・FinderとSystemファイル
・ことえり 2.1
・UDF Volume Access
・PC Excange 2.2
・Open Transport 1.3
・新しいサウンド関連ドライバーと「Apple Video Player 1.7.1」
などです。

作業環境マネージャ 2.0,ことえり用郵便番号辞書と英和・和英辞書,Mac OS Runtime for Java(MRJ)2.0,Microsoft Internet Explorer 3.01Aなどはこのアップデータには含まれません。ご了承ください。

アップデータ使用上の注意

 



Mac OS 8.1アップデータは「Mac OS 8.1アップデータ」フォルダに内の「Mac OS 8.1アップデータ」アイコンをダブルクリックすると起動します。

アップデートの前にフォルダ内に格納された付属のリードミー・ファイルをよくご覧になってください。

付属のリード・ミー「Mac OS 8.1 インストールについて」中に,一部,市販のMac OS 8.1パッケージ用の記述があります。例えば「Performa 5000,6000シリーズ,Power Macintosh 6000シリーズのコンピュータ」の項目にある「“Mac OS 8.1”CD-ROM上の」などは,お手持ちの「Mac OS 8 CD-ROM」などと読み替えてご利用ください。

Performa,Power Macの5000,6000シリーズで,Mac OS 8以降のOSをご利用になる場合,ロジック・ボードの無償修理が必要なる場合があります。対象機種に該当するかどうかは,Mac OS 8 CD-ROM中の「Mac OS特別付録」フォルダ内の「お読みください」ファイルをおよび,検査アプリケーション「5xxx/6xxx Tester J-1.1」でご確認ください。

アップデートの前に,ハード・ディスク内の重要なファイルはきちんとバックアップを取ってください。アップデートに失敗した結果,ファイルが読めなくなったり,壊れたりする可能性があります。アップデートの結果,いかなる被害や損害を負われても,アップルコンピュータ,日経MAC編集部はまったく責任を負えません。あくまでご自分の責任で行ってください。

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