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米Claris社がリストラ FileMaker社と社名を変えFileMakerに注力
[Wednesday, January 28, 1998 田村 嘉麿=日経MAC]
米Claris社は98年1月27日(米国時間)にリストラを発表し,社名をFileMaker社とし,FileMaker ProとClaris HomePageに注力することを決めた。これに伴い,Clarisは「Mac OS 8」,「ClarisWorks」「Claris Emailer」「ClarisDraw」「ClarisImpact」「Claris Organizer」の販売を取りやめる。これらのソフトは米Apple Computer社が販売とサポートを引き継ぐ。98年2月1日より米国内で,4月1日より各国のアップルコンピュータが販売を開始する。
FileMaker Proはマックで1番の,Windowsでも2番のシェアを持つデータベース・ソフト。300万本の出荷本数と2500の関連ディベロッパーが存在する。
Clarisは,FileMaker Proだけで1997年度では7300万ドル,1998年度第1四半期(1997年12月26日付)では2400万ドルを売り上げていた。Windows版FileMaker Proの売上実績は過去2年間で3倍以上(900万ドルから2,800万ドル)に達しており,1998年度第1四半期の売上実績は前年同期に対して77%成長したという。
この再編成にともないClarisでは,約700人の従業員のうち約300人をレイオフする。
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