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Open Transportはまだまだ発展途上 UIの改良やNTとの互換性を予定 [Saturday, January 10, 1998 山田 剛良=日経MAC] Mac OS 8.1でマルチホーミング機能をサポートしたOpen Transport(OT)だが,今後も機能向上は続く。Product ManagerのRichard V. Ford氏によると「(次期Mac OS)Allegroに合わせて精力的に開発が進んでいる。次期バージョンではユーザー・インタフェース(UI)の統合(コントロール・パネルを1つにする),Windows NTとのインターオペラビリティーの向上」といった改良が予定されている。 マルチホーミング機能も「次期バージョンではきちんとUIを用意する。また複数のEthernetカードに別々のアドレスを割り当てられるようにする」という。OT 1.3でUIを省略した理由は「特にサーバー・ベンダーに向けて一刻も早く提供したかったから。UIを作るとリリースが半年遅れてしまう」と弁解する。 だがいち早く,Open Transportに,複数のEthernetカードに別々のアドレスを割り当てる機能を加えるソフトが登場した。Sustainable Softworks社(http://www.sustworks.com/)の「IPNetRouter」がそれ。 Sustainable Softworksは「OT Advanced Tuner」を開発したPeter Sichel氏が率いる会社。IPNetRouterはその名の通り,マック上でIPルーティングを行うソフトウエア・ルーターが基本だが,本格的なマルチホーミング機能やネットワーク間IPアドレス変換機能(NATやIPマスカレード)も持っている。Open Transport 1.1.1以降で動作する。98年1月末までは50ドルで販売する。その後はAppleが買い取り,OTに統合される予定だ。 |
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