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QuickTime 3.0が正式発表
サード・パーティー技術を多数ライセンス

[Friday, January 9, 1998 山田 剛良=日経MAC]

(7k) 1月8日の午後(米国西海岸時間),報道陣を集めて「QuickTime 3.0」の説明会が行われた。壇上に立ったQuickTime ArchitectのPeter Hoddie氏は「基調講演でお見せできなかったQuickTimeの機能を紹介します」とあいさつしてデモを始めた。

QuickTime 3.0ではサードパーティの技術を多く取り入れて機能強化を図っている。音声を圧縮する米Qualcomm社の「PureVoice」はビデオ会議向けの技術。オーディオ・データの圧縮技術である米QDesign社の「QDesign Music Codec(QDMC)」,米SorensonVision社のビデオ圧縮技術,ローランドのMIDI音源データ「SoundCanvas」音源セットなどが,QuickTime 3.0で統合される。

圧巻は基調講演でも実演されたSorenson Vision社の技術を使った音楽ビデオ再生。フルモーション(30フレーム/秒),フルスクリーンのビデオをソフトウエアだけで再生して見せる。転送速度は2〜200KB/秒の間でスケーラブルに決められるので,CD-ROMからモデム接続を前提としたインターネット配信まで幅広く使える。ローランドのMIDI音源データも従来より格段に音質が上がった。

基調講演でも発表されたとおりQuickTime 3.0は今回からPro版とBasic版に分かれる。Basic版は従来通り無料で配布され,Pro版はWebを通じ29.95ドルで販売される。Pro版は編集機能が付くほか,保存ダイアログでファイルのコンバート機能を使える,といった違いがある。QuickTime 3.0はすでにβ版を配布中だが,正式版の出荷は「98年1月末か2月の初め」(Hoddie氏)である。

●Apple QuickTimeホームページ
http://www.apple.com/quicktime/

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This page was last updated on Wed, Apr 15, 1998 at 9:36:17 PM.
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