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スティッキーズ風のインタフェースで 4Dの住所録などをマック/Windowsで共有 [Saturday, February 21, 1998 服部 雅幸=日経MAC] 開発型データベースの「4th Dimension」(4D)は難解なイメージがあるが,「G-Step」と「NetStickies 2.0」を使うと,ちょっとした住所録やカタログをスティッキーズに似たインタフェースで,マック/Windowsで手軽に共有できるシステムが作れる。 「NetStickies 2.0」(ソフトフロント,011-700-5300,http://www.softfront.co.jp/)はネットワークでデータ共有ができる貼り紙ソフト。これに4Dデバロッパーのアステック(03-3776-9116,http://www.dev-astech.co.jp/)が目を付けて,4DをNetStickiesのデータ共有相手にするソフト「G-Step」を開発した。 例えばNetStickiesの貼り紙で「?日経」などと入力して,送信相手に4D(G-Step)を選ぶと,4Dがデータベースを検索して,結果が貼り紙に表示される。「電話番号や商品価格などちょっとしたデータを探すのに,ブラウザーや専用クライアントを起動してデータベースに接続するなんて面倒でしょう」とアステックの乙部光一データベース技術担当プロダクトマネージャー。
G-Stepは実は,4Dでカスタム・アプリケーションを構築するための開発支援ツールだ。NetStickiesとの連携機能は決してメインではないのだが,MACWOLRD Expo/Tokyoではそっちの方が目を引いた。4DもG-StepもNetStickiesもマック/Windows両対応だから,この「貼り紙方式データベース」はプラットフォームを問わないのも大きなアドバンテージである。 NetStickiesは97年末にマック版が発売され,価格は5クライアントで1万2800円。G-Stepは3万8000円で98年3月末に発売予定だ。実際にシステムを作るためには,このほかに4D(6万2000円,ACI Japan,03-3700-7141,http://www.aci.co.jp/)が必要となる。「データベースを住所録などに固定したランタイム版(4Dは不要だがデータベース設計ができない)版を,インターネットや雑誌付録で無償提供すれば,ユーザーも喜ぶし製品の宣伝にもなる」と本誌がリスエストすると,「ぜひやりたい」と前向きの答。 通信プロトコルはTCP/IP。ソフトフロントに打診して,NetStickiesの内部仕様を特別に教えてもらったそうだ。両社で互いにバンドル(同梱)する計画もあると言う。 |
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