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日立,外付けDVD-RAMドライブを発表 Mac OS対応は「なるべく早く」 [Wednesday, March 18, 1998 平沢 真一=日経MAC] 日立製作所(http://www.hitachi.co.jp/)がパソコン用の外付けDVD-RAMドライブ装置「GF-1055」を発表した(写真)。 片面に2.6GB,両面で5.2GBの記録ができる。発売は98年4月15日で,当初,Windows 95のみに対応。オープン・プライスで出荷するが,店頭で10万円程度になると見られる。「Mac OSへの対応はWindows NTとも含めて検討中。なるべく早く出したい」(同社光ストレージ本部ギガファイル開発部部長の新井紳一氏)。 最大の特徴は,レーザー・ユニットを2基積んでいること。DVD-ROM/RAMの記録・再生を行うための波長650nmの赤色半導体レーザー装置と対物レンズ,その他のCDメディアを再生するための波長780nmの赤色半導体レーザー装置と対物レンズ,という具合だ。挿入されたメディアの種類を検知して両ユニットを使い分けるため,DVDメディアの読み書きのほか,CD-RWを含むほとんどすべてのCDメディアを再生できる。レーザー・ユニットほかの基幹部品はほとんどを自社で開発・製造する。内製率は70〜80%。 日立自身がMPEGのデコーダー・ボードをバンドルする考えはない。アイ・オー・データ機器製のMPEGデコーダー・ボードについては動作確認をしているので,ユーザーには同社のボードを利用するよう薦める考えだ。 インタフェースはSCSI-II(最大転送速度10Mbps/s),外形寸法=180×343×50(mm),重量=3.0kg。当初発売するWindows 95モデルには,ドライブ本体のほかにDVD-RAMディスク1枚,Win 95用のUniversal Disc Format(UDF)ファイル・システム用のドライバー,SCSIターミネーター,電源ケーブル,縦置きスタンドが付属する。 月産5000台でスタートし,98年末には同1万5000〜2万台を目指す。問い合わせは同社情報メディア事業本部映像情報メディア事業部光ストレージ部,03-3506-1639。 |
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