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HyperCardがQT3対応にバージョンアップ
インターネットとの親和性も強化

[Tuesday, April 28, 1998 田知本 史朗=日経MAC]

米Apple Computer社は同社のオーサリング環境ソフト「HyperCard」の最新英語版2.4を98年4月27日に発表した。

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HyperCardのボタンにURLを埋め込んでいるところ

特徴は3月30日に発表されたQuickTime 3の機能を取り込んだことで,これによりHyperCardで扱える動画や音声のファイル形式は飛躍的に増えることになる。Windowsで標準的なデータ形式「AVI」や「Wave」,そしてディジタル・ビデオ・カメラ用の「DV Cam」などが扱える。

同様にインターネットとの親和性や,QuickTimeムービーの操作についても強化された。例えばボタンUELを埋め込んでおき,押すとWebブラウザーを起動してページを表示することや,QuickTimeムービーのテキスト・トラック内にある文字列を検索,あるいはQuickTime VRをキーでコントロールすることも可能だ。

旧版のHyperCard 2.3および2.3.5のユーザーへは無料でアップデーターが配布されている(http://www.apple.com/hypercard/)。2.4の単体パッケージは米国で99ドルでアップル・ストア(http://www.apple.com/store/)経由で販売する予定。

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This page was last updated on Wed, May 20, 1998 at 4:33:26 PM.
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