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インタウェア（03-5411-8200，http://www.iijnet.or.jp/Interware/）は，PowerBookのPCカード・スロットに装着できるビデオ・カード「Vimage PC CARD」をモデルチェンジ，「Vimage PC CARD 2」として98年7月15日に5万8000円で出荷する。サイズは従来製品と同じPCカードType II。

今回のモデルチェンジでは，対応PowerBookの機種を広げたのがポイント。従来製品はPCIアーキテクチャーを持つPowerBook（3400，2400，G3）では利用できなかったが，Vimage PC CARD 2は，PowerPC搭載でかつPCカード・スロットを持つ全PowerBookで使える^注）。

PCI PowerBookは，内蔵のビデオ・ポートにマルチスキャン・ディスプレイなどを装着した場合に，本体の液晶ディスプレイと異なる領域（表示ドット数）を選択すると，本体液晶への画像が途絶えてしまう。また，同一領域の場合でも「ミラーリング」（内蔵と外部ディスプレイに同一画面表示）しかできないなど，マックならではの「マルチモニタ」機能が使えなかった。

Vimage PC 2ならこうした欠点がない。デスクトップ機同様，本体液晶と外部ディスプレイに異なるデスクトップ領域を表示できる。出先でプレゼンテーションを行うときに，外部ディスプレイを主プレゼン画面として使い，本体液晶を“裏舞台”として利用するといった活用ができる。　なお，価格も従来製品の7万8000円から引き下げられた。

●主な仕様： 外部ディスプレイ832×624ピクセルまでフルカラー表示可能。1152×870ピクセルまで3万2000色表示，1280×1024ピクセルで256色表示が可能。

注）PowerBook 5x0系では，PowerPCアップグレードを施し，かつ，それに対応したアップル製「PCMCIA拡張モジュール」を装着していれば利用可能。