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ソニー（http://www.sony.co.jp/index-j.html）は，3.5インチのフロッピー・ディスクを記録媒体とするディジタル・カメラ「Digital Mavica」シリーズの新モデル「MVC-FD71」（FD71）と「MVC-FD51」（FD51）を発表した。

いずれも640×480ドットの画像を取得でき，ズーム・レンズ付きのFD71は7万5000円前後，固定焦点のFD51は5万5000円前後で7月1日に出荷する予定。

両機とも，新開発の「2倍速フロッピーディスクドライブ」を搭載し，従来のモデルより画像の書き込み速度を上げたのが特徴だ。書き込み時間を，FD71で従来の約10秒から約4秒に，FD51で約10秒から約7秒に短縮した。

FD71は全画素を一括で読み出すプログレッシブ35万画素のCCD，ライカ判換算40〜400mmの光学10倍ズーム・レンズを搭載する。前モデルに比べてきょう体をスリム化，従来の600gから480gに軽量化した。専用のリチウム・イオン充電池で駆動し，連続2.5時間2000枚の撮影が可能（従来機は1.5時間500枚）だ。フロッピー・ディスクに「標準モード」で25〜40枚，「ファインモード」で15〜20枚の画像をJPEGで記録する。

FD51はビデオと同様2つのフィールドを合成して1枚の画像を得るインタレース41万画素CCD，ライカ判換算47mmのレンズを搭載する。きょう体は従来機と同一。専用のリチウム・イオン充電池で駆動し，連続2.5時間1100枚の撮影が可能（従来機は1.5時間500枚）だ。フロッピー・ディスクに「標準モード」で30〜40枚，「ファインモード」で15〜20枚の画像をJPEGで記録する。

●写真 「MVC-FD71」本体（右）と「MVC-FD51」本体（左）