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インタウエアからPerforma用G3カードが登場
54xx/64xxがDT 233並みの速度に

[Monday, August 10, 1998 田村 嘉麿=日経MAC]

インタウエアはPerforma 54xx/64xxシリーズ用G3アップグレード・カード「BOOSTER 64・54 G3 240」を9月に出荷する。240MHz動作のPowerPC 750を搭載し,バックサイド2次キャッシュは512KBで,120MHzで駆動する。試作品をテストしたところ,CPU,FPU,ビデオの性能は「Power Mac G3 DT233」とほぼ同等の性能になった。

インタウェア(03-5411-8010,http://www.iijnet.or.jp/Interware/)が今秋,Performa 54xx/64xxシリーズ用のG3カード「BOOSTER 64・54 G3 240」を98年9月に出荷する予定だ。240MHz動作のPowerPC 750を搭載し,バックサイド2次キャッシュは512KBで,120MHzで駆動する。上記機種のほか,「Typhoon」ロジック・ボードを使った互換機などでも利用可能。価格はオープンだが,7〜8万円になると予想される。

Performa 6420など対応機種はCPUがロジック・ボードに直付けになっており,CPUそのものの交換は難しい。そこで,インタウエアは先に出荷したPower Mac 4400向けG3カードと同様に,CPUの信号線が出ている2次キャッシュ・スロットにG3カードを装着する方式を採用した。

開発元でも初めて起動に成功したという試作品をテストした。アキアの「MicroBook Power 603e/240」にBOOSTERを装着し,「System Info 3.5」(米Symantec社)を用いてベンチマーク・テストを行った。

CPUだけでなくFPU,ビデオの性能も「Power Mac G3 DT233」とほぼ同等の性能になった。競合製品の「MAXpowr G3 C-Series 220/512K/110」と比べるとCPUの動作クロックがやや高いため,BOOSTER 64・54 G3がわずかだが高い性能を示した。

ディスクの性能を調べなかったのには理由がある。試作品の動作が安定せず,ディスクの性能を調べられなかったからだ。ディスクのベンチマーク・テストの途中でマックが「落ちて」しまった。そして一度「落ちる」と少し休ませないと起動しない。

インタウェアによると,「Performaを使用している時には全く問題はなかった。どうやら,コンパクトな互換機のきょう体だと,熱が内部にこもり熱暴走を起こすのではないか?」とのことだった。もちろん,製品版には互換機用の熱対策を組み込む。冷却効果の高い「ファン付き放熱器」をパッケージに同梱し,BOOSTERに最初からついている放熱板と交換してもらう。

インタウェアはPower Mac 4400/Tanzania用G3カードに300MHz版「BOOSTER 4400 G3 300」を追加する。こちらもBOOSTER 64・54 G3と同じ9月に出荷し,価格はオープン。300MHzのPowerPC 750を搭載,1MBのバックサイド2次キャッシュは150MHzで駆動する。

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