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3Dソフトなどを手掛ける米MetaCreations社（以下，Meta社）製のソフトウエアの独占販売権をウイニングラン・ソフトウェア（以下ウイニングラン）が獲得した。98年8月10日よりユーザー・サポート業務も含めて，キヤノン販売，フォーチュンヒルなどの旧取り扱い会社から移管される。

キヤノン販売は，8月5日付でMeta社製の「Infini-D」，「LogoMotion」，「TextureScape」，「Collage」の各製品の日本における独占販売権をウイニングランに委譲すると発表していた（移管先は，ウイニングラン・ソフトウェア，テクニカルサポート課）。キヤノン販売では，販売継続を希望していたが，Meta社の強い意向に，契約更新を断念した。

同様にMeta社製品を扱っていたフォーチュンヒルも，「Ray Dream Studio」，「Expression」などの販売権とサポートをウイニングランに移管した。

現在フォーチュンヒルはMeta社製品を扱えないため，同社へ直接代金を支払いソフトを注文したユーザーへは，返金の手続きを取っている。一時同社は営業を休止していたため電話が不通であったが，8月10日以降はこの件に関しては，これまで通りの対応窓口で受け付ける。

これにより，Meta社製品は，「Painter」などを扱うメディアヴィジョンと，ウイニングラン・ソフトウェアの丸紅系2社が扱うことになった。