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米Opcode Systems社（http://www.opcode.com/）は，マックのMIDI機器用ドライバーとして事実上の標準となっている同社のソフトウエア「Open Music System（OMS）」を，USBに対応させることを発表した。時期や提供方法などの詳細は未定。これを使用すれば，USBしか周辺機器接続用のコネクターを持たない米Apple Computer社の新型パソコン「iMac」でも，USBに対応したMIDIインタフェースを用いれば，従来のMIDI機器やMIDIシーケンサー・ソフトウエアが使用できるようになる。

音楽は，マックが依然として高い人気とシェアを誇る分野の1つだ。これまで，MIDI機器とマックのデータ転送には，RS-422のシリアル・ポートを使っていた。しかし，iMacはRS-422ポートを搭載せずUSBポートしか持たないことから，「iMacでMIDIはできないのか」ということが音楽関係のマック・ユーザーには注目されていた。今回の米Opcode Systems社の発表により，iMacでのMIDI環境にも明るい兆しがみえてきた。