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IBM,銅配線を採用した
400MHz動作PowerPC 750Lを発表

[Thursday, September 3, 1998 山田 剛良=日経MAC]

米IBM社は98年9月1日,最高動作周波数400MHzのPowerPC 750Lシリーズを発表した。新しいシリーズはすべて銅配線技術を採用し配線幅0.22ミクロンのプロセスを採用した。

動作周波数は上から400MHz,366MHz,350MHz,333MHzの4種類。ダイ・サイズは40mm2と従来の67mm2の約60%まで縮小した。消費電力は400MHz動作品で5.7Wと低く抑えた。「従来のアルミニウム配線による750チップ233MHz動作時の発熱量に比べ,今度の333MHz動作品は1/2程度の発熱量。デスクトップはもちろん,ノート・パソコンにも問題なく使える」(日本アイ・ビー・エム マイクロエレクトロニクス技術担当部長赤沼真一氏)。

すでにサンプル出荷をはじめており,PowerPC 750L/400MHzの量産出荷は98年9月末になる。価格は1000個以上の発注で400MHz品が605ドル/個,333MHz品が375ドル/個。

Appleが400MHz動作のPowerPC 750Lを採用したPower Macをいつ出荷するかは明らかではない。しかしインタウェア(http://www.iijnet.or.jp/Interware/)は,366MHz動作のPowerPC 750Lを使ったG3アクセラレーター・カードの出荷計画を同日,明らかにした。近日中に出荷する。対象製品はTsunamiマザー・ボードを採用したPower Macおよびマック互換機。

これらのマシンの多くのロットは,システム・バスを50MHzまで上げて安定動作できない。このため,400MHz動作品の採用にはアクセラレーター・カードの設計に別の独自技術が必要になる。インタウェアは400MHz以上で動作するアクセラレーター・カードの出荷も計画中だが,出荷時期は全く未定。

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