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アップルコンピュータ（http://www.apple.co.jp/）は98年9月24日，同社のWeb上で公開している「iMacデモ展示販売店」のリスト（http://imac.apple.co.jp/shop/list.html）を更新した。全国大学生活協同組合連合会（以下，大学生協連）に所属する18店舗を加えた。

同リストの更新は約1カ月振りで，デモ展示販売店は全部で116店舗になった。大学生協連とアップルの提携自体は，9月17日に発表済みで，販売も翌18日から始まっている。今回のリスト更新はその現状を反映させたもの。大学生協連以外の新たな販売店との提携や，既に提携済みの販売チェーンの店舗追加が期待されていたが，今回はそこまでには至っていない。

iMacの販売をとりまく状況は，徐々に変わり始めている。アップルの原田永幸社長が本誌インタビューの中で先週明らかにした通り，品不足は徐々に解消されつつある。東京近郊では，イケショップ（http://www.ikeshop.co.jp/），企画室ゆう（http://www.yu-plan.co.jp/）や九十九電機（http://www.tsukumo.co.jp/）のように，ある程度の店頭在庫を持ち，即納をうたう店が出てきているし，バックオーダーを抱え，予約販売を続けている店舗にしても，納品期間は4日から1週間程度に縮まりつつある。

対面販売の原則も崩れ始めた。今週の初めからは，いくつかの店舗がiMacの通信販売を開始したからだ。9月25日時点では，イケショップ，企画室ゆう，ソフマップ（http://www.sofmap.co.jp/），T・ZONE（http://www.t-zone.co.jp/），九十九電機といった販売店が各社のWebページを通じてiMacの通販を受け付けている。また，9月17日に提携した大学生協連では加盟216の大学生協すべてでiMacの販売を行う。つまり，デモ展示を行う18店舗以外の生協販売店でもiMacを購入できる。

企業向け販売のルートも開かれつつあるようだ。例えば，章英（東京・芝浦）のコムテック事業部（http://www.a-net.co.jp/comtech/index.html）は現在，企業向け販売に限り，iMacを受注している。ただし9月25日時点で納入実績はまだない。また，同社は芝浦に店舗を持ち，Webを使った通信販売も受け付けているが，これらを通じたiMacの販売は行っていない。