バイヤーズ・ガイド

日経MACレポート

記者の目

日経MACから

Nikkei MAC CD目次

NIKKEIMAC.COM

日経BP社 BizTech

WORLD PC EXPO来場者の目の前に飛び込んでくるのが，総合受付正面広場に置かれた高さ数メートルのiMacの巨大バルーン。会場内でもマック関連の主役はiMacだ。

総合受付前広場に設置された巨大iMacバルーン

展示場内の「iMac体験スクール/iMacパビリオン」と題されたブースでは，各社から続々と登場するiMac対応の周辺機器を展示，同時にiMacを実際に触りながら学べるスクールも開催されている。注目製品を拾っていこう。

マイクロテック・インターナショナル（http://www.microtech-pc.co.jp/）はiMacで使えるUSB対応Zipドライブ「Mii Zip 100」を初めて公開した。価格や発売日などの詳細は未定だが「11月中に3万円を切る価格で出荷したい」という。

マイクロテックが展示したUSB接続のZipドライブ

松下電器産業（http://www.panasonic.co.jp/）とイメーション（http://www.imation.co.jp/）は共同開発によるiMac用の「スーパーディスク」ドライブ「SDD-120USB MAC」を展示。スーパーディスクは，従来のフロッピー・ディスクと同じ形状ながら120MBの容量を持つメディアで，ドライブは通常の3.5インチのフロッピー・ディスクも読み書きできる。本体の価格は3万3800円，メディア1枚の価格は2200円，10月中旬に出荷する。

松下電器，イメーション共同開発のスーパーディスク・ドライブ

ヤノ電器（http://www.yano-el.co.jp/）はiMac用フロッピー・ディスク・ドライブ「UFD-01」とPCカード・ドライブ「UPCRW-01」を展示中だ。UFD-01は価格1万4800円で10月上旬に出荷，UPCRW-01は価格2万4800円で10月中旬に出荷する。

ヤノ電器のフロッピー・ディスク装置「UFD-01」

ヤノ電器のPCカード・ドライブ「UPCRW-01」

このほか各社から従来のプリンターをiMacのUSBに接続するUSBパラレル変換ケーブルとiMac用のドライバーも続々と登場。ピクセラ（http://www.pixela.co.jp/）はキヤノンの「Wonder BJ」シリーズ対応ケーブル（価格9000円で10月中に出荷），セイコーエプソン（http://www.epson.co.jp/）は同社の「PM」シリーズ対応ケーブル（価格は9000円で出荷済み），アルプス電気（http://www.alps.co.jp/）は同社の「MD-1000」「MD-1300」対応ケーブル（価格は1万1000円で11月に出荷）をそれぞれ展示していた。

ピクセラは併せてiMac用コンパクト・フラッシュ・カード・リーダーも参考出品していた。価格や出荷時期については未定だ。

ピクセラのコンパクト・フラッシュ・カード・リーダー

iMac体験スクールには，爆発的な人気で品薄状態のiMacに実際にじっくり触れることができるとあって，毎回多くの来場者が押し寄せている。

盛況のiMac体験スクール