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ディジタル・ビデオ制作の 勘どころと投資効果を実例を挙げて解説 [Friday, October 2, 1998 WORLD PC EXPO会場発,田中 雄二=日経MAC] 日経MAC特別企画として,「IEEE 1394が切り開くDVと最新映像技術」というタイトルのセミナーが開かれた。 セミナーは2部構成で,前半はディジタル・ビデオ関連機器ベンダーのフォーカルポイントコンピュータ(http://www.focal-point.com/)代表取締役社長,恩田フランシス英樹氏(写真)が,IEEE 1394とディジタル・ビデオに関する技術動向を,後半はビデオ制作会社エボリューションカフェ代表の西森信三氏がディジタル・ビデオ制作のテクニックについて解説した。
恩田氏の講演は,次世代高速シリアル規格IEEE 1394やディジタル・ビデオ規格「DVフォーマット」の規格,業界での評価,DVの利点や問題点といった内容が中心。DVフォーマット特有の画像の問題点を具体的に図示したり,PowerBook G3 Series上でDVフォーマット画像をリアルタイムに再生するなどのデモを行った。
DV制作だけではなく,ディジタル映像の配信についても触れた。現在ディジタル衛星放送で実験が行われている,映像と同時に付加情報を配信するMHEG規格についての説明は,聴衆の注目を集めた。 西森氏は,実際に同氏が制作した映像作品を会場で上映しながら,具体的な制作のテクニックについて解説した。中でも,6枚のスチル写真を元に3分のプロモーション・ビデオを制作した時の体験談がユニークだった。このほか,実際にシステムを使用しているユーザーから見た投資効果にも言及。ディジタル・ビデオ制作を「編集」と「特殊効果」の2つのシーンに分け,それぞれのシーンでどこにコストをかけるべきかを示した。また,すべてをディジタルで編集するのではなく,アナログ編集との効果的な使い分けなどについても解説した。 |
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