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DVに特化するRadius
「DV編集なら我々のがイチバン」
[Friday, April 10, 1998　シリコンバレー・オフィス発，山田　剛良＝日経MAC]

米Radius社（http://www.radius.com/）はNAB98期間中に記者会見を行いDV（Digital Video）専用のノンリニア・ディジタル・ビデオ編集ソフト「EditDV」の新版「1.5」を発表した（写真1）。

(15k) EditDV 1.5は98年6月出荷予定。価格は現行1.1と同じ999ドル。これにはソフト（EditDVとMotoDV）のほか，IEEE1394（FireWire）インタフェース・ボードが付属する。ソフトだけの場合は399ドルだ。

1.5では多くの処理が1.1版の約2倍に高速化するほか，バッチ・キャプチャーやEDL（Edit Decision Lists）の機能が強化される。またQuickTime 3に対応した。「EditDVはDVに特化している。Premiereのような汎用のビデオ編集ソフトとの一番の違いはその部分。DVの編集をする場面では，我々のソフトが最も使い勝手がよい」（Video Engineering担当のJoseph Klingler副社長）。

Radiusは同時に，DVキャプチャリング・ソフト「MotoDV」のWindows 95版を発表した（写真2）。MotoDVはIEEE1394インタフェース・ボードと動画キャプチャリング・ソフトのパッケージ。また，これに「Adobe Premiere 5.0」のフルバージョンをバンドルした「MotoDV Studio」も用意する。出荷は98年6月。価格はMotoDV for Windowsが499ドル，MotoDV Studioが899ドル。