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シマンテック（http://www.symantec.co.jp/）はJava開発ツールのラインアップを一新し，97年12月に「VisualCafe for 2.0 Java データベース開発版（dbDE）」，「同プロフェッショナル開発版（PDE）」，「同 Web開発版（WDE）」の3つのエディションを発売する。従来，VisualCafe，同Proと分かれていた製品ラインを統合し，シンプルなJava開発ツールのWDE，開発機能を強化したPDE（Windows版はx86ネイティブ・コンパイラーを装備），データベース開発機能を加えたdbDEの3製品で構成する。dbDEとPDEはマックとWindowsに対応。価格はそれぞれ7万8000円，3万6000円。WDEはWindows版のみで1万4800円。

マック版はすべてJDK（Java Development Kit）1.1に対応し，JavaBeansやJava Foundation Classes（JFC）をサポートするほか，JavaBeansコンポーネントの作成を手助けする「JavaBeansウイザード」機能を装備する（図＝26K）。アップルの「MRJ（Mac OS Runtime for Java）」の最新版2.0と，同社のホームページ編集ソフト「VisualPage 1.0J」が標準で付属する。JDK 1.0.2対応のブラウザー向けアプレットを開発するために，パッケージには旧版の「Visual Cafe日本語版1.0」をまるごと同梱する予定。

dbDEには「ファイルメーカーPro 3.0J試用版」と，Javaからそれにアクセスするミドルウエア「Lasso Server 2.0J試用版」，Windows用データベース「Sybase SQL Anyware日本語スタンドアローン版」とそのミドルウエア「dbANYWARE Server日本語版（25ライセンス）」を標準添付する。