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インターネットで送る年末年始のご挨拶 [Friday, December 12, 1997 加藤 小也香=日経MAC] 海外の友人へのクリスマス・カードやお世話になった人への年賀状… 出そう出そうと思いながら,結局,年の瀬を迎えてしまった人にお薦めしたいのが,インターネットを利用したグリーティング・サービスだ。即時性は言わずもがなだし,音声や動画入りの「電子カード」には,古式ゆかしい手書きのカードとはひと味違った魅力がある。 お年玉の当たるタイプから,チャリティーにつながるタイプまでいろいろあるので,利用してみてはいかがだろう。
インターネットを使った“電子”グリーティング・カード送信サービスには,大きく分けて2種類ある。サービスを行っているサイトで電子カードを作る点では同じだが,一方は受取人のメール・アドレスやメッセージを入力すると,カードの置いてあるURLやアクセス用のパスワードを記載した電子メールが相手先に送信されるというもの。もう一方は電子メールでじかに“電子カード”を送付してもらうサービスだ。最近は音声や動画など大きなデータ含む電子カードが多いためか,前者のタイプがほとんど。利用料は無料というサービスが多い。 お年玉付き年賀状からチャリティー・カードまで 年賀状のイチ押しは,博報堂電脳隊による「お年玉くじ付き電子年賀状」(http://www.nenga.co.jp/)。送る人と受け取る人の双方に各協賛企業提供のノート・パソコンやビール,レンタカー利用券といったお年玉が当たる。希望商品の選択画面やメッセージ入力画面が細かく分かれていて送信までに意外と労力が必要なのが玉に傷だ。非常に人気の高いサイトで,96年度の抽選結果発表時にはほとんどアクセス不可能だった。今年は改善されていることを祈りたい。 クリスマス・カードは「Global Card Project」(http://g-card.ntt-ad.co.jp/g-card/)に1票入れたい。送られたカード1枚につき1円がサイトを運営しているGlobal Card Project からユニセフ(国連児童基金)に寄付される仕組みとなっている。ビジュアルはAxis designや東泉一郎氏,サウンドは小西康陽氏や高野寛氏といったアーティストが手掛けており,好きな図柄と音楽を組み合わせてオリジナル・カードを作ることができる。都内ホテルの宿泊券やディナー券が当たる,というのもうれしい。 カード自体のクオリティーを重視するなら「NET MESSENGER」(http://www.so-net.or.jp/messenger/)がクール。アニメーションも可愛らしいし,ゲームをクリアしないとメッセージにアクセスできない,という凝ったものもある。有料サービスだけのことはある。 こうしたサービスに興味のある人は「インターネットで年賀状を送ろう!」注)という本の作者,佐々木雅治氏のホームページ(http://www.bnn-net.or.jp/~m-sasaki/d-cards.html)をあたるといいだろう。国内外のグリーティング・サービスのサイトが山ほど紹介されている。
注)1800円。連絡先はヴィマックス,03-3319-5530。 |
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