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コーポレート・パブリッシング〜ネットワーク部門大賞
イントラネットを利用したCAD図面の公開手法と運用手法

[Friday, September 18, 1998]

建設会社では,A1判のCAD図面データを圧縮してE-Mailで送信したり,サーバーにFTPで送信したりしているが,これらの方法は煩雑である。そこで,イントラネットのWebページ上で,図面の内容をプレビューで確認してからダウンロードできる仕組みを考えた。利用者が使いやすいWebページを簡単に,しかも迅速に作成できる。

このシステムは,任意のフォルダ以下にあるファイルの情報(ファイル名,サイズ,更新日付)を拾ってきて 自動的に閲覧ページ( HTMLファイル)を生成する。誰でも使えるようにウィザードによって操作手順を提示,カスタマイズ機能を付加して,画一的にならないように配慮した。

また,作業所のようにCADシステムやA1判を出力できるプロッターがなくても,画面上で細部まで拡大して閲覧できたり,プリンターから縮小して印刷できるようなWebページも試作した。躯(く)体図や仕上図などがWebブラウザー上で一目瞭然である。

建築実務技術者の視点で,業務にすぐに役立つように作り込まれている。着眼点とアイデアのユニークさも高く評価された。

東急建設(株)大阪支店

山岸 順二(東急建設株式会社情報システム部 FM推進室)1957年生まれ。東京理科大学理工学部建築学科卒。81年東急建設株式会社入社。一級建築士。一級施工管理技士建築作業所で施工管理を8年経験後,技術課CAD室を担当。施工図CADについては一家言あり,意見役として社内外のユーザーやCADメーカーからの問い合わせも多い。多くの作業所を抱えるゼネコンのCALSはユーザー・レベルでのイントラネット活用が有効との考えから昨年の夏,まず自部署のホームページを立ち上げ各種の実証実験を行なう。98年7月16日付けで本社情報システム部「FM推進室」に異動。興味あるテーマは建築作業所のCALS,CADデータ活用,各種OA情報の収集分析。

使用したハード/ソフト

富士通FMV5233T7M
Microsoft Excel付属VBA
PicturePublisher Ver.6.0
秀丸

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This page was last updated on Mon, Sep 21, 1998 at 17:29:46.
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