SSLによるセキュアーWebサービスは，Webでのオンライン・ショッピングなどですでに広く利用されています。米Netscape Communications社の「SSL（Security Sockets Layer）」と，米RSA Data Security社の「公開鍵暗号方式」，「共通鍵暗号方式」の仕組みを使い，サーバー／クライアント間のデータを暗号化してやり取りします。これにより，クレジット・カード番号や住所，電話番号といったプライバシー情報を第三者による傍受の危険から守れます。また，専門の認証証明機関（CA）により発行される「デジタルID」によって，サイトが第三者の“なりすまし”でないことも証明されます。

このサイトでは，米Quarterdeck社のWebサーバー「WebSTAR/SSL」（日本語版はSRAが販売）と，日本国内で認証証明を行っている日本ベリサイン発行のデジタルID（クラス3）により，SSLセキュアーWebサービスを行っています。SSLサービスの仕組みとWebSTARでの運用法については，本誌97年6月号の「いちからInternet」，および8月号の「体当たりビジネス・ソリューション・セミナー」をご参照ください。

8月号の体当たりビジネス・ソリューション・セミナーでは，サーバー認証の事務手続き方法に始まり，実際のサーバー設定方法など，こうしたシステムをマック１台で構築するための方法を順を追って詳しく解説しています。小さな事業所，あるいは企業内の部署単位で，送受信データを暗号化した安全なサーバー・システムを構築したいという方の参考にしていただけると幸いです。

なお，このサイトはメンテナンスのため，予告なくシステムを停止することがあります。ご了承ください。

ご注意

「クレジット・カードのオンライン購入」クリックしても，次のページにアクセスできない場合があります。これはアクセスされている環境がSSLサービスに対応していないためです。SSLサービスは，通常のWebサービスと異なる“データの出入り口”を使うため，ブラウザーや環境によっては利用できない場合があります。例えば，ファイアウオールの設置されたオフィスからアクセスされている場合（ファイアウオールの設定によっては，Web以外のデータの出入りを禁じています），また，お使いのWebブラウザーがSSL未対応の場合などがこれに当たります。ブラウザーに関しては，「Netscape Navigator」，「Microsoft Internet Explorer」ともに，3.0以上をお使いくださいますようお願いします。