本で読んだんですが、ほかのドロー系のソフトと違って(珍しいことに!)写真屋には矩形や円を描くツールはありません。 代わりに選択範囲として矩形選択ツールと円形選択ツールがあります。 選択範囲を塗りつぶせば同じことが出来ますし、「境界を描く」で好みの太さの形が得られるからです。
さて、選択をするツールには一体どんなものがあるでしょうか。
ツール群
選択範囲を加える・減らす。これが出来ればかなり楽になります。だって、1度で
うまくいくとは限りませんから。
範囲選択のためのツールは共通して、Shiftを
押しながら使うと”+”マークが右下にあらわれます。
これは「加える」ことを意味します。
今度はAltを押しながら使うと
”-”マークが右下にあらわれます。
もう分かりますよね?これは「減らす」ことを意味します。
これを組み合わせて選択範囲を作っていきましょう。
メモリへの負担
テクっぽいもの(私が良くやること)
(番外編)選択範囲を塗りつぶす・縁取る。
編集の中にコマンドがあります。(なぜかは知りませんが)変わったところにあるので一応書いておきます。
スクリーン。画面?なんてぼけたくなるくらい、これもよく分からない用語ですよね。
レイヤー間の色は普通混色されることはありません。そう見えても下の色が透けて見えているにすぎないのです。
そこで、塗るためのツールやレイヤーには属性があり、それを変えることで、絵の具や光
で得られる混色の効果を得ることかで来ます。
さて問題の「スクリーン」は「加色混合」という効果を持っています。加色混合は
光を混ぜたときに起こるものです。混ぜれば混ざるほど、白くなります。物理の実験で
白色光を使わずプリズムなどで分光して使うことがあるのは、
白色光が色の違う(波長の違う)光の集合体だからなんですね。
閑話休題。つまり「スクリーン」を使うと、塗った色の光を当てたような効果が得られるわけです。
だから、瞳の照りのようなものを表現するのに適しているんですね。
追加情報
スクリーンの世界では「黒」が透明です。
だから「黒」や「明度の低い色」は
使わないようにしましょう。見えなきゃ仕方ないよね。
それから、下になる絵の「明度が高い」とやっぱり効果が薄いですよ。
こんなツールを使ってます。ではなくて、いま本文制作中。
もう少しお待ち下さい。