Appendix
タイムタグ付き歌詞の仕様

KbMedia Player は WinAmp の歌詞表示プラグインなどで使用される、
タイムタグ付き歌詞ファイルやカラオケタグに対応しています。
歌詞は液晶の下部に表示します。

ここでは歌詞ファイルの仕様について説明します。
とても簡単に作れるので、みなさんも作ってみて下さい。

歌詞の書式

タイムタグ
タグは[xx:yy:zz]のように記述してください。
xx … 分
yy … 秒
zz … 10ミリ秒(0.01秒)

zz は省略可能です。

例)
[00:05:00]1行目
[00:10]2行目
[01:18:53]3行目

この場合、5 秒のとき 1行目、10秒のとき 2行目、1分18.53秒のとき 3行目が
KbMedia Player の液晶下部に表示されます。


タイムタグで始まらない行は無視します。

例えば、

この行は無視され、何も表示されません。
チューリップの歌詞

[00:00]咲いた
[00:01]咲いた
[00:02]チューリップの
この行も無視
[00:03]花が

では、先頭の 3行は無視され、7行目の「この行も無視」も無視されて
表示されないということです。

タイムタグが不正だった場合の挙動は、KbMedia Player のバージョンに
依存します。最悪でも暴走はしないように作ってあるはずです。多分(^^ゞ
詳しくは \TimeTag\ 以下の TimeTag.html をお読みください。

ひょっとしたら、一般的なタイムタグ付き歌詞ファイルと仕様が違うかもしれません。
その場合は遠慮なくご指摘ください(^^;

歌詞ファイルを置く場所

歌詞を表示させたいファイルと同じ名前で、拡張子を txt/lrc にしたものを、
そのファイルと同じフォルダか、もしくは「環境設定」「検索パス1」 で設定した
フォルダに置いてください。同じフォルダに置く場合は、

C:\MP3\hoge.mp3 なら C:\MP3\hoge.txt または C:\MP3\hoge.lrc となります。

MP3 だけでなく、MIDI や WAV/ASF などとも同期をとれます。MIDIの場合、
リリックメタイベント(*.MID 自体に含まれる歌詞情報)が含まれていれば、
歌詞を液晶の下部に表示しますが、タイムタグ付き歌詞ファイルが
含まれていれば、タイムタグ付き歌詞ファイルの方を優先します。

KbMedia Player は *.lrc ファイルの方を先に検索します。*.lrc が見つかれば、
それがタイムタグ付き歌詞かどうか調べ、タイムタグ付きでなければ *.txt を検索します。