ツール(T)
環境設定(C) -演奏設定-
KbMedia Player の演奏部分の諸設定です。

エフェクト
ON にすると演奏時にエコーをかけることが出来ます。
ただしエコーをかけられるのはプラグインを使用して再生する形式に限ります。
動画
動画再生時の音声と映像についての設定です。
以下の 3つから選ぶことが可能です。
- 自動 (最小化時は音声のみ)
- 音声と映像
- 音声のみ
メインウインドウで操作を行うと動画が隠れてしまって
困るような場合には、ここの「常に手前に表示」に
チェックを入れてください。
「詳細」をクリックすると右のメニューが出てきて、
上記の設定の他に動画を再生する際のサイズを
固定することが出来ます。このメニューは動画を
再生しているときに、左のアイコンの右側の
矢印をクリックすることでも表示できます。
ただし「最大化」というサイズ指定は今のところ
出来ません。ご了承ください。
クロスフェード
クロスフェードのフェードインやフェードアウトの時間を設定します。
1000ミリ秒 = 1秒 です。
各項目の設定は以下のようになっています。
- フェードイン時間
新しく開いた曲の演奏を開始してから音量が最大になるまでにかかる時間
- フェードアウト時間
フェードアウトを開始してから音量が 0 になるまでにかかる時間
- フェードアウト開始時間
新しい曲を開いてから、元々再生していた曲のフェードアウトが開始されるまでの時間
- 終了時にクロスフェード
「演奏」メニューの「終了時にクロスフェード」が有効になっている場合、
演奏終了の何ミリ秒前からクロスフェードを開始するかです。
フェードアウト開始時間には負の値も設定することができ、
正の場合はフェードインが指定した時間だけ進行してから
フェードアウトが始まり、負の場合はフェードアウトが
指定した時間だけ進行してからフェードインが始まります。
その他
- デフォルトの曲の長さ
SPC/SAP/NSF/NSZ/NEZ/NSD/KSS/GBR/GBS/HES/AY/CPC などを
再生する際に、データとして曲の長さが埋め込まれていない場合には
この値を曲の長さとして再生します。
- メドレー再生時間
メドレー再生をしたときの 1曲あたりの再生時間を設定します。
ドライバ依存設定
ここの設定は慎重に行ってください。性能重視の設定では
ドライバによっては正常動作しなかったり、動作が不安定になる可能性があります。
- F0 43 10 4C 00 00 7F 00 F7 を送信する
Windows2000 で YMF7x4 チップ搭載サウンドカードを使用している環境で
MIDI を再生するときに、この SysEx を送信すると OS が落ちるのを回避するための
設定です。チェックを入れていると MIDI 再生で OS が落ちる可能性があります。
チェックを外すと本来送信するべきデータを送信しないことになるので、
MIDI データによっては正常に再生されなくなります。
- waveOutGetPosition を使う
WaveMapper を使って MP3 などを再生している場合の再生位置取得に
Win32API の waveOutGetPosition を使うようにします。
チェックを入れると再生位置取得が正確になりますが、
サウンドカードのドライバによっては動作が不安定になります。
DirectSound を使用して再生する場合はこの設定は無意味です。
- waveIn による波形取得を行う
チェックを入れると動画や RealAudio、音楽 CD を再生する時に
スペアナを表示することが出来ますが、ドライバによってはチェックを
入れても表示出来ません。
場合によっては動作が不安定になることもあります。
最近のサウンドカードなら問題ないと思いますが、チェックを入れてもスペアナが
表示されない場合や、動作が不安定になったり重くなる場合はチェックを外しておくことを
お勧めします。チェックを入れてもスペアナが表示されない場合でも、
ドライバの設定を変更することで表示されることがあります。
詳しくはトラブルシューティングの「液晶のレベルメータが動かない」を
参照してください。
- WAVE / MIDI デバイスを排他的に開く
MP3 などを再生中に MIDI デバイスを閉じるかどうかを設定します。
チェックを外すと、MIDI から MIDI 以外への曲の切り替えがスムーズになります。
また、MIDI<==>MIDI 以外へのクロスフェードが出来るようになります。
ただし VSC88, S-YXG50/100, WinGroove といったソフトウェア音源を
使用している場合は、MIDI デバイスを閉じないと MP3 等を再生できなくなる
可能性があります。(WAVE デバイスを開けなくなることがあるため)
仮に再生は出来ても動作が不安定になる可能性があります。
ソフトウェア音源を使用していない人だけがこのチェックを外すようにして下さい。
- WaveMapper 使用時もクロスフェード有効
チェックを入れると WaveMapper 使用時でもクロスフェードさせようとします。
ただしサウンドカードのドライバによっては WaveMapper ではクロスフェード
することが出来ません。DirectSound を使うとまともに再生されないけれど、
クロスフェード機能は使いたいという人だけがお使いください。
なおこのチェックを入れると、Windows 95/98 で ソフトウェア音源 (特に WinGroove) が
インストールされている環境では動作が非常に不安定になるかもしれません。
ソフトウェア音源をお使いの方はチェックをはずしておいた方が
(DirectSound 使用時のみクロスフェードさせた方が) 無難です。
- RealMedia 再生時に強制的に音量を最大
ドライバによっては RealAudio / RealVideo を再生したときに、
ボリュームコントロールの WAVE の音量が勝手に 0 にされてしまう
不具合を回避するための設定です。チェックを有効にした場合、
RealMedia を再生する度に WAVE の音量を強制的に最大にします。
WAVE の音量が勝手に変更されるのがイヤな人はチェックを外してください。