KBDSHOW.KPI Version 1.15
製作者 : Kobarin / 対応拡張子 : WAV/WMA/AIF/AIFF/AIFC/AU/SND
WAV/WMA/AIF/AIFF/AIFC/AU/SND を再生するためのプラグインです。
このプラグインを使用するためには、Windows Media Player 6.4 以降が必要です。
できれば Version 7.1 以降の導入を推奨します。
デフォルトでは WAV/WMA/AIF/AIFF/AIFC/AU/SND を再生しますが、
これ以外にも再生したい拡張子がある場合は、KBDSHOW.KPI と同じディレクトリにある
KBDSHOW.INI を書き換えることで対応することが出来ます。
KBDSHOW.INI は KbMedia Player が KBDSHOW.KPI をロードすると自動的に作成されます。
ただしなんでも再生できるようになるわけではなく、
適切な Direct Show フィルタが導入されている必要があります。
例えば拡張子 AC3 が再生できる環境にある場合には、
[KBDSHOW]
SupportExt=WAV/WMA/AIF/AIFF/AIFC/AU/SND/AC3
のように記述します。
KbMedia Player の「ツール」->「環境設定」->「プラグイン」で
新しく追加した拡張子が正しく認識されたかどうかを確認することが出来ます。
ただし、設定の変更が反映されるのは次にプラグインをロードしたときです。
本体を再起動しただけでは反映されません。
確実に反映させるには KbMedia Player を終了し、Kbmplay.exe と同じディレクトリにある
plugin.dat を削除してから KbMedia Player を起動します。
Direct Show を使用して WMA を再生する場合、再生速度を速くすると音とびしたり、
シーク処理に時間がかかることがあります。
KBWMA.DLL を使用するようにすることでこの問題を回避することが出来ますが、
著作権で保護された形式の WMA は再生することが出来ません。
また、動作が不安定になる可能性があります。
KBWMA.DLL で再生できない場合は、通常通り Direct Show を用いて再生します。
KBWMA.DLL を用いて再生したい場合は、UseKbWMA=1 として下さい。
更新履歴
Version 1.15(2003/01/21)
- 作成した ini ファイルをメモ帳で開くとコメント (セミコロンで始まる行) に
改行が入らないのを修正。(CR LF とするべきところを LF しか入れてなかった)
Version 1.14(2003/01/14)
- 24 bit データを再生するとノイズになるバグを修正。
- kbwma.dll の Windows Media Format SDK を Version 9 に差し替え。
(version 9 固有の機能は使用していない)
- ↑により、なぜか kbwma.dll を FreeLibrary すると落ちるようになってしまった
(旧版の kbwma.dllでも落ちるようになってしまった。wmvcore.dll の問題か?) ので、
kbdshow.kpi のアンロード時は kbwma.dll を FreeLibrary しないようにした。
初回のみ LoadLibrary し、2回目以降は GetModuleHandle するように修正)
- kbdshow.kpi/kbwma.dll ともにファイルサイズが小さくなった。
Version 1.13(2002/06/16)
- kmp_GetTestModule が複数回呼ばれると KMP_MODULE::ppszSupportExts が壊れるのを修正。
Version 1.12(2001/11/08)
- DllMain で DisableThreadLibraryCalls() を呼ぶようにした。
- KBWMA.DLL を使わずに WMA を再生するとき、演奏が途中で
終了してしまうことがあったのを修正(再生速度を変更したときに発生しやすい)
Version 1.11(2001/10/09)
- KBWMA.DLL に関する以下のような修正。
- WMA のオープンに失敗したときにメモリリークするのを修正。
- 音とびと CPU 負荷が少し軽減。(気休め程度)
- 演奏終了の約 5 秒前に CPU 使用率が 100% になるのを修正。
Version 1.10(2001/10/03)
- KBWMA.DLL を使用して WMA を再生しているときの音とびが軽減。
Version 1.09(2001/09/27)
- KBWMA.DLL に関する以下のような修正。
- ファイルオープン時にメモリリークしていたのを修正。
- 演奏終了後に CPU 使用率が 100% になるのを修正。
- 細かい修正。
Version 1.08(2001/09/26)
- WMA の再生に DirectShow ではなく、
KBWMA.DLL (Windows Media SDK 7.1 ベースの WMA デコーダ) を
使用するかどうか設定できるようにした。KBWMA.DLL を使用すると、
- 再生速度を速くしても音とびしない。
- 通常再生時に CPU に負荷がかかった場合の音とびはむしろ発生しやすくなる。
- シークが高速になる。
- シークが不安定になる(シークすると固まる)かもしれない。
Version 1.07(2001/09/04)
- 最後まで演奏した後に演奏を再開しても再開できないことがあったのを修正。
(根本的な解決は出来ていない)
- WMA でシークすると演奏が終わってしまう確率が下がった。
(根本的な解決は出来ていない)
Version 1.06(2001/08/15)
- INI ファイルで再生したい拡張子を設定できるようにした。
- (デフォルトでは) 拡張子 AC3 を認識させないようにした。
(再生したい場合は INI を書き換えて下さい)
Version 1.05(2001/08/02)
Version 1.04以前