N-Loader ■動作環境 OS:Windows 98/Me/2000/XP CPU:MMX必須 画面解像度:800×600ピクセル, 16ビット色以上 ■概要 画像をコンバートした後、バラバラになりすぎて元の画像が良く分からない場合や、 連続した画像をアニメーションとして見るのに便利なプログラムです。 重ね合わせはアルファチャンネルを用いて行われます。 ■簡単な使い方 アニメーション作成と重ね合わせ画像作成の違いは 途中経過を見るか、最後の合成イメージだけを得るかなので、 最後に保存するときまで同じ操作です。 画像ファイルをウィンドウにドロップすると画像が追加されます。 画像は上から表示されている順番に重ね合わせていくので 奥に表示したい画像から追加して手前に表示したい画像を後にします。 またはアニメーションさせたい順番に追加します。 「再生」ボタンを押すとアニメーションを再生するウィンドウが出ます。 ■メニュー ●プロジェクト ・保存 現在編集しているデータを保存して、またあとで編集を再開できるようにします。 ・読み込み 以前に保存した編集データを読み込んで編集を再開します。 ・新規プロジェクト 現在の編集データを破棄して最初からやりなおします。 ●編集 ・画像追加 ダイアログから追加するファイルを選択します。 対応形式はBMPとPNGです。 ・アルファ画像を指定 選択した画像からアルファチャンネルを作成し、 現在選択しているデータに適用します。 アルファマスクが別ファイルの場合に使用してください。 ・*アルファ値反転 現在選択しているデータのアルファ値を反転します。 アルファ値の扱いが逆になっている場合に使用してください。 チェックを入れている画像の場合は、 他のチェックを入れている画像もアルファ値が反転されます。 ・*最左上ドットを透過色に 現在選択しているデータの一番左上のドットを透過色として アルファチャンネルを作成します。 チェックを入れている画像の場合は、 他のチェックを入れている画像も左上ドットが透過色に編集されます。 ●データ出力 ・合成画像 現在表示している重ね合わせたイメージ画像をPNG形式で保存します。 ・アニメーション 画像をアニメーションとしてAVI形式で保存します。 ■メニュー以外の操作 ・ファイルをウィンドウにドロップ ドロップした画像ファイルが追加されます。 ・画像の順番の入替・削除 左側に並んでいる画像を右クリックして出てくるメニューから行えます。 また、上に並んでるボタン(「↓」「↑」など)からも入れ替えできます。 選択してDELETEキーでも削除できます。 複数選択しての入れ替え・削除も可能です。 ・画像のリストのチェックボックス チェックを入れた画像を編集した場合 *アルファ値反転、*最左上ドットを透過色に、*座標補正 *を透過色にする、*合成前の画像を次の背景にする の操作は他のチェックを入れた画像にも同様の変更が加えられます。 ※項目の頭に * がついているものは一緒に編集されます ・重ね合わせイメージの拡大表示 上に並んでいるボタンで表示サイズを変更できます。 自:イメージをウィンドウサイズに合わせて表示します。 x1:実際のスクリーンサイズで表示します。 x2:2倍に拡大して表示します。 x4:4倍に拡大して表示します。 イメージが収まらないとスクロールバーが表示されますが、 このとき画像をクリックしながらマウスを動かすことで 表示位置を変更することができます。 ■編集ウィンドウ画面 左側には追加した画像が並びます。 画像を選択すると、下側にその画像(左)と アルファチャンネルのイメージ(右)(黒が透明、白が不透過を表します) が表示され、大きく表示されるのは重ね合わせたイメージになります。 編集データはメモリではなく一時ファイルに蓄積されます。 全体で2GBを超えるような大量のデータは扱えません。 ●スクリーン設定 「スクリーン」はアニメーションや重ね合わせイメージのベースで、 出力するアニメーションや画像の大きさを決定します。 ・1枚目から取得 チェックを入れていると、一番目の画像の大きさからスクリーンサイズを設定します。 ・幅 スクリーンの幅を設定します。 ・高さ スクリーンの高さを設定します。 ・フレームレート 一秒間に何枚の間隔でアニメーション表示するかを設定します。 ●座標補正 現在選択している画像のスクリーン上の位置を設定します。 チェックを入れている画像の座標を変更した場合は、 他のチェックを入れている画像も同様の座標に変更されます。 ・X X座標を設定します。 正の値を入れると画像は右側にずれ、 負の値を入れると画像は左側にずれます。 ・Y Y座標を設定します。 正の値を入れると画像は下側にずれ、 負の値を入れると画像は上側にずれます。 ●〜を透過色にする 下の左側にある前景画像をクリックするとその位置の色が 「を透過色にする」ボタンの横に表示されます。 ボタンを押すとこの色を透過色としてアルファチャンネルを生成します。 チェックを入れている画像の場合は、 他のチェックを入れている画像も透過色に編集されます。 ●特殊 ・*合成前の画像を次の背景にする 通常はどんどん重ねていきますが、これにチェックを入れると 合成前の画像が次の背景になります。 アニメーションの途中で背景が固定されているような場合や 同じ背景を使って重ね合わせする時に使用します。 チェックを入れている画像の場合は、 他のチェックを入れている画像もこのチェックが入ります。 ・アニメに含めない チェックを入れるとアニメーションに含まれないようになります。 重ねあわせに必要な画像でもアニメーション表示に不要の場合に使います。 ■アニメーション再生ウィンドウ画面 編集ウィンドウの「再生」ボタンを押すと アニメーション再生ウィンドウが表示されます。 アニメーションデータはすべてメモリに置くため 物理メモリの少ない環境では快適に再生できないことがあります。 ・アニメーションの表示間隔 ここでも設定できます。 OKボタンを押すと、編集ウィンドウの設定に反映されます。 キャンセルボタンを押す(またはESCキーを押す)と ここでの設定は編集ウィンドウの設定には影響しません。 ※この設定で表示できるとは限りません。  表示間隔を短く(数値を高く)しても速くアニメーションできない事があります。 ・ループ チェックを入れると、最後まで再生し終えたらまたはじめから再生を始めます。 ・再生ボタン 再生をはじめます。 押すと「停止」ボタンになり、停止ボタンを押すとアニメーションを停止します。 表示間隔やループは再生ボタンを押した時点の設定が使用されます。 ●次の画像や前の画像を表示 アニメーションは一時停止や再開はできません。 停止状態で画像を左クリックすると次の画像、 右クリックすると前の画像を表示します。