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DSゲーム用ユーティリティ使用手順
~ セーブデータやりくり上手編 ~


DSゲームソフトは「セーブデータやりくり上手」(ゲームテック社)等のセーブデータ吸い出しハードウェアにより、一旦パソコンへデータを移動させたものに対して、収録ユーティリティでエディットを行います。

大まかにはPS2と同じような手順ですが、若干異なる点もありますので、自力で出来ない方は、下記の手順を参考にしてください。

■ユーティリティ使用前のご注意
セーブデータ吸い出し時に、データが破損する場合があります。
これは、吸い出しハードの不具合もしくは故障によるものですので、吸い出しハードの製造元にお問い合わせください。


  1. セーブデータをDSから吸い出す
  2. セーブデータをエディタで変更する
  3. セーブデータ(変更後)をDSに書き戻す
【DS → nsd】
【nsd → nsd改】
【nsd改 → DS】

1. セーブデータをDSから吸い出す
【DS → nsd】


セーブデータやりくり上手付属のCDからアプリケーション及びデバイスドライバーのインストールを行った後、セーブデータやりくり上手にDSソフトを差し、PCのUSBポートに接続。インストールをした セーブデータやりくり上手のアプリケーション を起動。



起動直後、以下のメッセージが表示されます。

この注意の通り、ここからの作業はある程度リスクを伴います。(セーブデータの破損なども有り得ます)

「OK」ボタンを押すとアプリケーションの画面が表示されます。

接続状態がONになっている事を確認し(1)、「パソコンに送る」ボタンをクリック(2)。


「名前を付けて保存」ウインドウが表示されるので、任意のファイル名(ここでは、test001.nsd)を入力し保存。



セーブデータのバックアップ開始。



転送が完了すると「完了」ウインドウが表示されるので、「OK」ボタンを押した後、アプリケーションウインドウの右上「×」ボタンを押し終了。



吸い出されたセーブデータは以下のフォルダに格納される。




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2. セーブデータをエディタで変更する
【nsd → nsd改】
以下は、実在しないゲームを例にしております。また、ツールによって使い方が異なりますので、各ツールのドキュメントを読んでご利用ください。


セーブデータやりくり上手(もしくはNDS Adaptor互換セーブデータ)対応エディタを起動し、「ファイル」→「データ読み込み」を選択。



ファイル選択ウインドウで変更したいデータを選択し「開く」をクリック。
セーブデータやりくり上手とNDS Adaptorのデータは拡張子が異なるだけで、全く同じデータですので、初期のツールでも「ファイルの種類」をワイルドカード(*.*)にして選択する事で使用できます。



各パラメータの数値がエディット欄に読み込まれる。



値を変更したら「OK」をクリック。



確認ウインドウが表示されるので、問題なければ「はい」をクリック。



以下のようにデータが保管される。

test001.nsdセーブデータ(変更後)
test001.nsd.bakセーブデータ(変更前)

※各ツールには変更時にバックアップデータ(*.bak)を作成して、変更する直前のデータを残すようにしてあります。
DSに書き戻した際にセーブデータが壊れていた場合は、変更前のデータを書き戻してみてください。それでもセーブデータが壊れている場合は、エディタの使用と関係なくセーブデータ吸い出し時に壊れている事になりますので、セーブデータ吸い出しハードの製作・販売元にお問い合わせください。



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3. セーブデータ(変更後)をDSに書き戻す
【nsd改 → DS】


セーブデータやりくり上手 を起動し、「カードに送る」をクリック。



「ファイルを開く」ウインドウにある変更後のデータを選択し、「開く」をクリック。



以下の確認メッセージが表示されるので、内容を読み問題なければ「OK」をクリック。



復元作業が始まる。



以下のように転送が終ったら「終了」をクリック。



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