大仏の落ちた首



 上野公園内はいろいろ怪しいモノが多いけど、なかでも最右翼がこれ、上野駅から動物園へ行く途中の左手にある小山の上、東京パゴダ(ビルマ風の仏塔)の脇に大仏の首だけがレリーフのように埋め込まれている。

 明治末ごろに作られた大仏で、もちろん全身そろっていたが、関東大震災で大仏殿が崩壊してしまい。首が落ちてしまったのだ。数年放置された末、こうして落ちた首だけが保存されている。合掌。('95/09/30)


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