=========================================================================== WinbiffデータファイルUpdate説明書 --------------------------------------------------------------------------- 株式会社オレンジソフト ===========================================================================  Ver 1.20からは、ユーザー環境の保存方式を変更したため、旧バージョン (Ver1.0からVer1.09)をお使いの方は、設定ファイルのコンバートが必要です。 V1.20 以降からバージョンアップをする場合は、この作業を行う必要はありません。 ---------------------------------------------------------------------------  1.V1.20からのユーザーデータの持ち方 --------------------------------------------------------------------------- [旧バージョン]   メールのフォルダ  ユーザーディレクトリ(環境設定で指定)   アドレス帳     ユーザーディレクトリのAddress.adr(環境設定で指定)   署名        ユーザーディレクトリ   個人環境設定    Windowsディレクトリ下のWinbiff.ini [新バージョン]   メールのフォルダ  変更無し   アドレス帳     変更無し   署名        ユーザー環境設定ファイル(※)   個人環境設定    ユーザー環境設定ファイル   Winbiff環境設定   Windowsディレクトリ下のWinbiff.ini ※ユーザー環境設定ファイル(bifファイル)  このファイルは、どのディレクトリにも、保存可能になりました。 (Wordなどのデータファイルと同じ扱いです) ですからWinbiffは、旧バージョンのように、Winbiff内(Winbiff.ini)で、 一括してユーザー管理を行うのではなく、指定されたユーザー環境設定ファイルを 参照することで、個人環境情報を得ることになります。  また、インストールを行うと、ファイルの関連付け情報の、拡張子が"bif"のファイルを Winbiffに関連付けます。よって、ファイルマネージャーなどで"bif"のファイルを ダブルクリックすると、Winbiffを起動することが出来ます。 ---------------------------------------------------------------------------  2.設定ファイルのコンバート方法 ---------------------------------------------------------------------------  以下の手順に従って、環境設定ファイルの移行を行ってください。 2.1 Winbiffが起動していたら、終了させてください。 2.2 もし、Winbiffのセットアップ(nsetup.exe)を実行していなければ   実行して下さい。 2.3 プログラムマネージャに、Update.exeが登録されますので   ダブルクリックして、コンバーターを起動してください。 2.4 移植作業の確認ダイアログが出力されます。継続する場合は、OKボタンを   押してください。 2.5 登録ユーザー分、以下の処理を続けます。  2.5.1 ユーザー別移植作業の確認ダイアログが出力されます。継続する場合は、OKボタンを     押してください。  2.5.2 ファイル名を付けて保存ダイアログが出力されます。     他のユーザーと重複しないように、ユーザー環境設定ファイル名を指定して下さい。     また、複数ユーザーでマシンをご使用の場合、マシン管理者の方は全ユーザーに、     ユーザー環境設定ファイル名と保存場所を、必ず通知するようにしてください。 2.6 旧Winbiffのiniファイルの保存確認ダイアログが出力されます。    古い形式の環境設定ファイル(Winbiff.ini)は、Windowsディレクトリ下にWinbiff.000   という名前で保存されます。