(株)カメオインタラクティブは、米国InVision Interactive社開発のソフトウェア・シンセサイザー「CyberSound GM」を発表した。ハードを使わず、ソフトウェアのみでGM対応のサウンド環境を実現するもので、ソフトにはGMプログラムを含め、500の音データが添付されている。シンセサイザー機能のほかに、シーケンサーとしての機能も備えている。なお、現在のところ、Macintosh版しかない。
発売は12月中旬予定、価格は未定。
発表会は、東京・高田馬場にあるカメオデジタルメディアスクールで行われた。InVision社のScott France氏らが出席し、デモではありきたりのMIDIデータ(スターウォーズのテーマなど)でなく、ダンスビートやサルサなど、音楽ファンの喜びそうなサウンドが披露された。また、データに合わせて実際に楽器演奏するなど、製品に対するイメージをより一層アップした。操作画面はGUI環境が充実しており、演奏は画面上に現れる鍵盤をマウスで叩いたり、それぞれの音に対応するキーボードを叩いても可能だ。いまのところMacintosh版のみとのことだが、早くWindows版が登場することを期待する。その際には、必ず「DOS/V POWER REPORT」で紹介するつもりだ。
(レポート:大城)