発表会速報

Lotus Super Office (95年10月3日発表)

問い合わせ先：ロータス株式会社 (03-5496-3111)

スーパーオフィスの主な特徴

• 6種類のアプリケーションソフトがセットに
  ワードプロ、スクリーンカム R2J、1-2-3 R5J、フリーランス R2.1J、 オーガナイザー R2.1J、アプローチR3Jの6種類のソフトがセットに。

• ワープロが大幅に機能アップ
  アミプロがワードプロに入れ替わった。ワードプロは今回、ゼロから 開発したワープロソフトであり大幅な機能強化が図られている。今回の 目玉製品といえる。発売はスーパーオフィス R4J、ワードプロ、ともに 11月17日を予定。

• キャンペーン価格による販売
  平成7年11月17日から平成8年1月31日までスーパーオフィス R4Jを 30,000円(CD-ROM版)、35,000円(FD版)の特別価格で提供。標準価格は 88,000円。

• 旧バージョンの無償アップグレード期間を設定
  平成7年10月3日から平成8年1月31日までに R3.1Jを購入した ユーザは無料でWindows 3.1版 R4J または Windows95版 R4Jに バージョンアップできる。当面は Windows 3.1対応版を 使い、将来は Windows95 版へ移行したいという人には サービス価格でトレードアップキットを送付。

• Windows95版へのトレードアップサービス
  平成7年11月17日から平成8年1月31日までにWindows 3.1版 R4Jを 購入したユーザは無償で Windows95 版 R4Jにトレードアップ できる。R3.1J から Windows 3.1版 R4Jにバージョンアップした ユーザはサービス価格でトレードアップを実施。

• ロータスユーザ価格
  平成7年11月17日から平成8年6月30日まで旧バージョン、スーパー オフィス R3J/R3.1Jのユーザにはバージョンアップ価格 10,000円で、 それ以外のロータスユーザには 25,000円で R4Jを提供。ロータス製品の 登録ユーザであればよい。

ロータスの新しいワープロ「ワードプロ」を発表

今回の目玉はなんといっても新しいワープロソフト「ワードプロ」だろう。 従来製品、アミプロのバージョンアップではなく、ゼロから新たに 開発した自信作というだけあって、なかなか魅力的な製品に仕上がっている。 ここで代表的な機能のいくつかを紹介する。

• インフォボックスによる軽快な編集環境
  インフォボックスと呼ぶ文字スタイルの修飾等の機能を集めた ダイアログボックスを用意。このボックスを表示したまま文章を 編集することで、文字の選択、インフォボックスでスタイリング、と 不要なメニュー操作を省いた軽快な編集環境を実現。

• 高速スクロール
  他社のワープロ製品に比べ高速なスクロールを実現。ディスクの 専用スペースも小さく多機能な割にコンパクトな仕上がりとなっている。 デモでは横書き文書のスクロールの他、縦書きでも速度が落ちない点を アピールしていた。

• バージョン管理
  文書を10世代まで履歴管理することが可能。前の版を呼び出したり、 過去にどのような編集がなされたかを記録することができる。

• ルビの直接編集
  画面上でルビを直接編集できるほか、レイアウト画面を横に並べて 文章を編集できるようにするなど、編集時の操作性改善機能が随所に 盛り込まれている。

• チームレビュー
  ネットワークや電子メール、ノーツなどを使い、チームで文章を 作成することが可能になった。文書を指定したメンバに回覧し オリジナルに対し修正を指示したりコメントをつけたりすることが できる。オリジナル作成者はコメントを読み、必要であれば文書を 修正する。

• インターネットサポート
  WWWをサポートしている。ファイルメニューからインターネットを 選び URL を指定するとワードプロ上にWWWの画面が表示される。

(レポート：笠井)