インテルは、P6というコードネームで知られていたPentium Proを正式に発表した。発表はニューオータニで行なわれ、インテルジャパン株式会社 代表取締役社長 西岡郁夫氏が発表を行ない。インテル本社コーポレートマーケティング本部本部長 D.A.シュリグリー氏がプレゼンテーションを担当した。
Pentium Proは32ビット命令に最適化されたCPUで、サーバー、ワークステーションなどの用途で性能を発揮する。最上位の200MHzバージョンでは366SPECint92、283SPECfp92を実現しており、インテルでは、現在市場にあるRISC CPUを上回る性能を実現したとしている。
今回発表されたのは、150MHz、180MHz、200MHzの3機種で、それぞれ1,000個ロット時で103,400円、114,100円、140,700円となっている。
また、Pentium Proに対応したPCIチップセット2種も同時に発表された。82450KX(22,300~23,500円)はワークステーション、および高機能デスクトップ用で、シングルプロセッサからデュアルプロセッサまで対応している。82450GX(30,900~32,200円)は最大4個までマルチプロセッサに対応し、最大4GBのメモリまで対応している。いずれもすでに量産出荷中。
(レポート:伊達)