アキア株式会社のはじめての発表会は品川の御殿山ヒルズ ラフォーレ東京で行なわれた。今回発表されたのはPentiumを搭載したハイエンドノートTornado 512および509である。アキアはデルコンピュータ前社長 飯塚克美氏が設立したダイレクトマーケティングの新メーカーで、当面はハイエンドノートと液晶モニターを主力とする。
製品面では、ソーテック(日本)、Quanta Computer(台湾)、Compal Electronics(台湾)、資金面では兼松(日本)をパートナーとして活動する。
アキアの最初の製品であるTornado 512/509はソーテックからの供給とみられ、Pentium、800×600dot 12.1"TFT、810MBHDD、4倍速CD-ROM、リチウムイオンバッテリーなどを共通の特徴とする。512はCPUクロック120MHzのPentium、RAM 32MB、おなじく509は90MHz、RAM 24MBとなっている。当初から大きな容量のRAMを装備している点が特徴である。価格はおのおの580,000円、480,000円。Windows 95がプリインストールされる。
席上、先日のソニー・エナジーテックの工場火災で心配されるリチウムイオンバッテリーの確保について質問があったが、第一ロット分は確保ずみであるとの回答があった。
(レポート:伊達)