ヤマハ(株)は、インターネットのホームページでMIDIデータを再生できるソフトウェア「MIDPLUG」を開発し、同社のホームページからβ版をダウンロードできるサービスを開始した。同ソフトは、Netscape Navigatorのプラグインとして使用する。
同ソフトは、ソフトウェアシンセサイザ技術を併せもっており、シンセサイザーなどの外部MIDI音源を使わずに、パソコンのみで高品位なMIDIデータを再生できる。また、ホームページにMIDIデータを貼り付けることができ、これまで音楽データをダウンロードするのに時間がかかっていたWAVEデータやAUデータに比べ、データ量を軽くすることができる。
現在のところ、GMのみに対応しているが、将来的には同社の提唱するXG音源にも対応させていくとのこと。また、随時バージョンアップを行い、試用期限が切れる前に新しいバージョンを入手できるように対応していく。最終的な正式版は有償になる見込み。
なお、β版(試用期限は8月31日まで)は、DOS/V POWER REPORT 8月号の付録CD-ROMにも収録するのでお楽しみに。