6月13日、ロイス君が腸ねん転で死亡した。7歳だった。まだまだいける馬齢だ。
馬は、草食動物のため腸が長く、弱いらしい。
ロイス君のデビューは、平成2年。1戦目の成績は2着だった。初めて勝ったのが8戦目のむらさき賞(平成6年)。その後、そこそこの成績は上げ、人気も上昇し、天皇賞や有馬記念など、GⅠホースに成長したが、どうしても勝てない。
ジャパンカップには平成6年、7年と、2年連続で出走。6年には3着に入賞したが昨年は7着に終わった。
生涯成績は、28戦3勝。数字からすれば、名馬というには力がなさそうにみえる。しかし、2着9回、3着7回と、3回に2回は3着までに入っているのだ。だから人気は高かった。今年に入ってからの成績は思わしくなかったが、ロイスアンドロイスが出る、というだけでワクワクしていたのは、私だけではなかったと思う。
きっと今でも、どこかのターフを走り回ってるんだろうな。