【周辺機器】【Windows】

国内初のボックス型DSVD対応モデム
7/15出荷

　TDK株式会社は、DSVD対応ボックス型モデム「DV2814AI」を7/15より出荷すると発表した。
　DV2814AIはTDK初のボックス型モデムで、国内初のDSVD対応モデムである。DSVDモデム同士であれば、音声とデータを同時に送受信できる。 　DSVD機能を使った電子会議ソフト「Real Share Cyber Board」（マップジャパン）が付属し、それぞれのパソコンのディスプレイで同じ画面を見ながら会話ができる。また、別途ビデオカメラとビデオ会議ソフトを用意すれば、本格的な電子会議システムの構築も可能である。
　現在、DV2814AIのDSVDは米Rockwell社のDigitalk規格に準拠しているが、ITU-Tで検討中のV.DSVD規格の決定後はアップグレードを実施する。時期はV.DSVDのIC開発後3ヶ月以内で、96/11頃を予定している。同時に33,600bpsへの通信速度の向上も行なわれる。

【主な仕様】

• マイクとスピーカーを内蔵
• 対応プロトコル：V.34、V.42bis/MNP5、V42/MNP2～4など
• 通信速度：データ　最大28,800bps、FAX　最大　14,400bps
• 添付ソフト：「Real Share Cyber Board」、通信ソフト「秀TERM for Windows 95」「SUPER VOICE 2.2」、FAXソフト「STARFAX for Windows 95 LE」、Windows 95モデム設定ファイル（すべてWindows 95用）
• サイズ：177×137×40mm（D×W×H）
• 重量：約420g

('96/6/17　※6/20写真追加)

[Reported by date@impress.co.jp]