共同通信によれば、日立製作所は、DVDをはじめとするマルチメディア戦略を明らかにした。
それによれば、大手パソコンメーカー向けのDVD-ROMドライブのサンプル出荷を今月末には開始する。早ければ9月にもDVD-ROMドライブと、映画観賞用のDVDビデオプレーヤーを発売する。97年下半期にはデータ書き込み可能なDVD-RAMも商品化する。
同社は2000年のDVDの世界市場規模を8,000万~1億台と予測、20%以上のシェアをめざす。
また、DVD-ROM内蔵パソコン「フローラ」のミニタワー型次世代機試作品も公表、年末までに商品化する。
インターネットTVも、TV本体と切り離したセットトップボックス式で商品化。家庭では従来のLD、VTR、ゲーム機、CDなどの機能を引き継ぐDVD内蔵ホームサーバーと、薄型TVで楽しめるようになるとみている。
日立製作所のホームページを見る(6/18現在 上記の件に関する情報は掲載されていない)
('96/6/18)
[Reported by date@impress.co.jp]