日本語HP JetAdmin for Windows95 (Version 2.4x) HP JetDirectプリントサーバ ネットワークプリンティング インストール/セットアップ方法 (Setup.txt) ********************************************************************* 内容一覧 A.JetAdminの機能概要 B.JetAdminのインストール C.JetDirectの設定 D.プリンタの登録 ********************************************************************* A.JetAdminの機能概要 HP JetAdminはTCP/IPまたはIPX/SPXのプロトコル別にプリンタの登録と管理 を行います。主として使用するプロトコルを標準のプロトコルとしてJetAdmin のオプション設定をしておいて下さい。Windows95ではIPX/SPXがデフォルト プロトコルとしてあらかじめ設定されています。なおTCP/IPではIPアドレス がJetDirectの名称として使用されるため任意の名称を付けることができませ ん。 B.JetAdminのインストール 1.既存のJetAdminのアンインストール システムに既にJetAdminがインストールされている場合は本ユーティリティ のインストール前に後記のアンインストールの手順にしたがってシステムから 削除しておいて下さい。 2.JetAdminのインストール 1)Windows95のエクスプローラ上からDisk1上のsetup.exeを実行して下さい。 インストールシールドが起動します。 2)必要に応じてJetAdminをインストールするモジュールおよび登録するフォ ルダを選択して下さい。 3)システムを再起動させて下さい。 3.JetAdminのアンスインストール 1)JetAdminの登録されているフォルダ「HP JetAdmin Utilities」の中の「HP JetAdminのアンインストール」アイコンを実行させて下さい。アンインス トールシールドにより全てのJetAdminのファイルが削除されます。但し *.DATファイルは削除されませんのでご注意下さい。 C.JetDirectの設定 1.ハードウェアのセットアップ 1)JetDirectとプリンタを接続します。JetDirect EXシリーズの場合はパラ レルケーブルでJetDirect Cardsではプリンタのインスタレーションガイ ドに従ってMIOスロットに組み込んで下さい。組み込みの際にJetDirect のMACアドレスをメモしておいて下さい。アドレスはJetDirect本体に白 いシールで付けられています。 2)ネットワークケーブルとJetDirectを接続します。ネットワークケーブル がアクティブかどうか確認しておいて下さい。 3)構成ページを出力しJetDirectとプリンタの接続を確認します。JetDirect EXシリーズではJetDirectのテストボタンを押してプリンタに構成ページ を出力します。JetDirect EX Plus/Plus3では9秒から11秒間ボタンを押 しつづけStatus-LEDがOFF,Activity-LEDがONとなった時点でボタンを放 すことでASCIIデータの構成ページがプリントされます。JetDirect Cards ではプリンタ本体の構成ページを出力します。構成ページにI/O CARD READYが表示されれば接続完了です。 2. JetAdminによるプリンタの設定 1)コントロールパネルからJetAdminを起動します。使用するプロトコルを 標準のプロトコルとして設定します。デフォルトのプロトコルはIPX/SPX です。 「スタート」→「コントロールパネル」→「JetAdmin」 「オプション」→「詳細」→「標準のプロトコル」 "IPX/SPX"または"TCP/IP"を選択 2)JetAdminからネットワーク上の未設定のJetDirectをサーチしリストから 設定するJetDirectのMACアドレスを選択します。 「デバイス」→「追加」→MACアドレス選択→[環境設定] 3)JetAdminの順番に従ってプリンタの設定項目を入力します。 「一般事項」: [デバイス] 「名前:」 "HP LASERJET XXX" (IPX/SPX利用の場合のみ任意の名前が入力できます。 TCP/IPの場合はIPアドレスまたはIPホスト名に設定されます。) 「説明:」 (任意)→[次へ>] 「TCP/IP」: "手動でTCP/IP環境設定を指定"を選択 または必要に応じてDHCP,BOOTPを選択 「TCP/IPアドレス:」 「サブネットマスク:」 「デフォルトゲートウェイ:」 必要な項目を入力→[次へ>] 「オプション」: 「JetDirect/EX」「パスワード」 必要な項目を入力 [完了] NetWareサーバモードの場合はNetWareのプリンタキューの登録を行いま す 4)登録したプリンタがJetAdminのリストに表示されることを確認して下さい。 「表示」→「最新の情報に更新」またはF5キーを押す D.プリンタの登録 1.ダイレクトモード(HP Port Monitor利用) 1)コントロールパネルからプリンタウィザードを起動しローカルプリンタとし て追加を行います。 「コントロールパネル」→「プリンタ」→「プリンタの追加」 「プリンタウィザード」が起動→[次へ>] "ローカルプリンタ"を選択→[次へ]→ドライバを選択→[次へ>] "利用できるポート"から"LPT1:プリンタポート"を選択→[次へ>] 「プリンタ名:」 "HP LASERJET XXX"を入力→[次へ>] テストページは印刷せずにプリンタの登録を完了します。 「テストページを印刷」 "いいえ"→[次へ>]→[完了] 登録したプリンタのプロパティを開きます。 「プリンタ」→登録したプリンタを選択→「ファイル」→「プロパティ」 2)プロパティの詳細から印刷先のポートをHP JetDirect Portに変更します。 「詳細」→[ポートの追加]→"その他"を選択 追加するポートの種類から"HP JetDirect Port"を選択→[OK] HP JetDirectポートウィザードから出力するJetDirectを選択します。 「HP JetDirectポートウィザードを追加」: "TCP/IPプリンタ"または"IPX/SPXプリンタ"を選択→[次へ>] リストからプリンタを選択→[OK]→[次へ>] 「ポート名:」 "HP LASERJET XX" を入力→[次へ>] "手動でTCP/IP環境設定を指示"を選択→[次へ>] 「JetDirect/EX」「Mac」「パスワード」 (任意)→[完了] プロパティを完了しテストページを出力し正常に出力されることを確認 して下さい。 2.NetWareサーバモード NetWareサーバモードでのプリンタの登録はプリントマネージャでのプリン タの追加でネットワークプリントサーバを指定してNetWareサーバ上のプリ ントキューにプリンタを接続して下さい。 「スタート」→「設定」→「プリンタ」→[プリンタの追加] 「プリンタウィザード」: 「ネットワークプリントサーバ」を選択 「プリンタの接続」: 共有プリンタリストからプリンタを選択                  日本ヒューレット・パッカード株式会社