*** LBRシリーズ Ver4.10追加機能/変更内容 *** (1)ブリッジの速度が向上し、YAMAHA製 RT100iとのブリッジ接続 が可能になりました。 (2)LBR簡単設定ツールとのPINGの処理が修正され、LBR簡 単設定ツール Ver. 1.02との組み合わせでPINGの不安定な動 作(一度”応答なし”になるとそれ以降しばらく応答しなくなる) がなくなりました。 (3)初期設定として以下の値が設定されるようになりました。 ・アカウントの上限がデフォルトで設定されるようになりました。 設定値: 課金 1分当たり10円 課金上限値 1万円 課金情報初期化 24時間ごと ・Windows95使用時にWANアクセス時以外でも電話回線をつなげてしま う現象に対して,対策用のIPフィルタ(フィルタリストNo.32)をW ANポート追加時にデフォルトで使用するよう設定されるようになり ました。 ○フィルタの追加方法 フィルタリストNo.32は初期設定用となるため,フィルタの追加は, フィルタNo.1〜31のフィルタを使用し,出力フィルタ追加の場合は 以下の対策用フィルタを追加した上で,使用したいフィルタの追加 を行ってください。 <対策用フィルタの値> Prot(プロトコル) : UDP Oper(オペレーション) : EQ Src Port(送出ポート): 137 上記以外の値はすべて変更する必要はありません。 なお詳しくは以下の「Windows95/NTでお使いの方へのご注意」をよ くお読み下さい。 使用法を誤られますと,お客様の意に反した多額の電話料金及びプ ロバイダ接続料金を請求される恐れがありますのでご注意下さい。 ●Windows95/NTでお使いの方へのご注意 本製品に接続しているネットワーク上にWindows95/NTのネットワー ク環境をしようしているパソコンがある場合、以下の症状が出るこ とがありますのでその場合以下の対策願います。 ■症状 ・WindowsNT3.5/3.51のTCP/IPプロトコル内の設定で、"Windows名前 解決にDNSを使用する"のチェックボックスにチェックしてある場合 ・Windows95の"ネットワーク共有サービス"を組み込んだ場合 の以上の場合、WANアクセス時以外にも電話回線がつながってしまう ことがあります。(ISDN回線使用時には、通信料金が多額にな る可能性があります。) ■解説 上記の設定にした場合で、リモートのDNSに名前決定をさせる設 定がされていると、Windows95/NTが周期的にプロバイダのDNSに アクセスします。そのため、WAN側にアクセスしていない場合でも 本製品が電話回線をつなげてしまいます。ただし、電話回線がつな がるだけでデータの送受信は何も行われていません。以下の手順で 対策を行ってください。 ■対策 ・Windows95 および WindowsNT3.5/3.51共通に必要な設定。 [System]-[Bridge]-[Bridge System]の中の[Bridge Status]および [STP Status]の設定をDisableにしてください。 LBR簡単設定ツールをお使いの場合は、 [アドバンストセットアップ]-[LBR]-[設定]-[ブリッジ] で 「ブリッジ」を「使用しない」に設定してください。 ・ WindowsNT3.5/3.51の場合 ネットワークの設定を以下の手順で設定してください。 @[コントロールパネル]-[ネットワーク]を選択して、「ネットワーク の設定」の画面にしてください。 ATCP/IPを選択して、[構成(C)]をクリックしてください。[TCP/IP の構成]の画面が表示されますので、[詳細(V)]をクリックしてく ださい。 B「Windows名前決定にDNSを使用する(B)」のチェックボックスの印 を消してください。(デフォルトでは消してあります。) ・Windows95の場合 対策用フィルタがデフォルトで設定されています。出力フィルタを 追加する場合は「フィルタの追加方法」をよくお読みの上行って下 さい。 (4)でたらめなIPルーティングテーブルを設定すると、削除できなくな る不具合を修正しました。 ※制限事項 ファームウェアVer4.10はLBR−64で使用可能で すが、MPの機能は使用できません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・本製品に含まれるソフトウェアの著作権などすべての権利は弊社に帰属します。                         株式会社 メルコ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−