−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− LPC-T README : NDIS2ドライバのインストール方法、注意事項 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.ディレクトリ構成 「LAN Cardユーティリティ」のMSLANMAN.DOS下のディレクトリ構成は、 以下のようになっています。このディレクトリ構成は、 LANマネージャのインストール時に使用する「補助ドライバディスク」の ディレクトリ構成に合わせてあります。 \ |------MSLANMAN.DOS |---DRIVERS |------ETHERNET | |-----------LPCAT---------LPCAT.DOS | LPCAT.SIS | PROTOCOL.INI |------NIF---------LPCAT.NIF 2.ファイルの説明 「LAN Cardユーティリティ」で提供されるNDISドライバのファイルは、 以下のとおりです。 ・LPCAT.DOS MS-DOS用NDISドライバ(LANマネージャのサーバでは使用できません) また、NDISドライバのインストール用に以下のファイルがあります。 ・PROTOCOL.INI  プロトコルマネージャ設定ファイル ・LPCAT.NIF    ドライバ情報ファイル ・LPCAT.SIS    インストール用ファイル 3.マイクロソフトLANマネージャでのセットアップ方法 (1)LANマネージャのインストール時にセットアップする場合    1.LANマネージャインストール中に、ドライバの選択画面があります。      リストの中から【その他のドライバ】を選択してください。    2.「LAN Cardユーティリティ」の挿入を求めるメッセージが表示されます。      「LAN Cardユーティリティ」をフロッピードライブにセットしてください。    3.再度ドライバの選択画面となります。選択肢の中から      LPC-ATを選択してください。ネットワークプロトコルは、      サーバのプロトコルと同じものを選択してください。 (2)すでにLANマネージャがインストールされている場合    LANマネージャのSETUPユーティリティを使用します。    1.LANマネージャがインストールされているディレクトリで、      SETUPを実行してください。    2.メニューから【表示/変更】を選択してください。    3.【表示/変更】の下位メニューで、【ネットワークドライバの登録】を      選択してください。現在の設定が表示されます。    4.【設定削除】を選択し現在の設定を削除してください。    5.【新規設定】を選択すると、ドライバの選択画面になります。      以後の手順は、上記(1)の手順と同様です。 4.PROTOCOL.INIファイル PROTOCOL.INIはLANマネージャをインストールしたディレクトリにあります。 通常は \LANMAN.DOSです。 LPC-TのIRQ、I/Oポートアドレスを変更する場合、PROTOCOL.INIファイルの記述を 変更してください。 PROTOCOL.INIファイルの各エントリの意味は以下のとおりです。 (1)DRIVERNAME NDIS2ドライバのドライバ名を識別します。LPCAT$と記述してください。 (2)IOBASE I/Oポートアドレスを16進数で指定します。デフォルトは0x0300です。 数値の前に0xを指定すると、16進数の表現になります。 (3)INTERRUPT 割り込みレベル(IRQ)を10進数で指定します。デフォルトは3です。 (4)記述例(LANカードの設定が、IRQ 3, I/Oポートアドレス 300のとき) [LPCAT_NIF] DRIVERNAME=LPCAT$ IOBASE=0x0300 INTERRUPT=3 5.TCP/IPソフトウェアなどLANマネージャ以外でNDIS2ドライバを使用する場合 (1)「LAN Cardユーティリティ」ディスクの \MSLANMAN.DOS\DRIVERS\ETHERNET\LPCATディレクトリにあるLPCAT.DOSを TCP/IPソフトをインストールしたディレクトリにコピーします。 (2)CONFIG.SYSファイルにDEVICE=インストールディレクトリ\LPCAT.DOSを追加します。 (3)PROTOCOL.INIファイルを修正します。 LPC-ATに関する記述は大文字にて記述します。 TCP/IPソフトのセットアップに関する詳細は、各ソフトウェアメーカーに お問い合わせください。 6.CD-ROMを使用する場合の注意事項 Microsoft CD-ROM Extention(MSCDEX.EXE)を使用する場合は、AUTOEXEC.BATで LANマネージャのドライバの後にMSCDEX.EXEを記述してください。 (例) NET START WORKSTATION LOAD NETBEUI MSCDEX