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【K6の表】 | 【K6の裏】 |
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【K6はこんなに薄い】 | 【Socket7に入ったK6】 |
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【K6を認識したBIOS】 | 【K6デモのようす】 |
といっても、まだ実際に販売されているわけではなく、店頭でK6搭載マシンのデモが始まったという段階。それでも一般に公開されたのはこれが初めてなので一大ニュースには違いない。デモしているのはソフマップ8号店秋葉原NetWorldで、日本AMDからの許しで「もうすぐK6が出るよ」という意味での公開だそうだ。会計カウンタの脇に置かれたデモマシンにはK6-PR200が搭載され、マザーボードはASUS最新のTX97、メモリ32MB(DIMM)、ビデオViRGE DX(4MB)、HDDにQuantumのFBTM2550A(IDE,2.5GB)という構成になっている。
マシンはベンチマークソフトが走ってはいるものの、キーボードやマウスはフリーなので、使おうと思えばいろいろ操作も可能だ。ショップ側の話によると、MMX対応Pentium 200MHz(P55C)との比較では場合によって体感でもわかるほどの快速ぶりで、価格もMMX対応Pentium 200MHzより安くなりそうで、かなり期待できるのではないか、という話。入荷するのはまだ正確には決まってはいないものの、正式出荷発表が4月2日(現地時間)であることを考えれば、それほど先のことでもないのかも知れない。
さて、K6そのものはというと、形状はすでに雑誌などで報じられている通りのもので、薄茶色のCPUパッケージに黒い凹凸のついたカバーのようなものがかぶさっている。カバーの外側の辺はすべてパッケージから少し浮き上がった状態になっているので、これは放熱版の役割を果たしているのかも知れない。ちなみに、あまり熱は発生しないとのこと。それと、驚いたのはそのパッケージの軽さと薄さ。写真を見てもらえばわかるように、Pentiumと比較するとK6のそれはとても薄い、そして軽い。基本的に、形といいその軽薄さといい、なんだかカッコいいイメージがする。
K6はPentiumIIと競う実力を持つと言われ、なおかつPentiumIIとは違ってCPUソケットは従来通りのSocket7にさせるというのがウリ(PentiumIIは新たなSlot1という規格)。もちろん、デモマシンではSocket7にそのまま挿さって動作していた。つまり、新しいマザーボードを待たなくても、従来のマザーボードに挿すだけでそのまま使えてしまうということ(正確にはBIOSなどが対応している必要がある)。値段が安く、そして従来のマザーボードとも互換性があり、性能もよく、そしてPentiumIIより先に多く市場に出回るとなると、これはかなり面白い展開になりそう(全てうまくいけばだけど)。
というわけで、いちはやく次世代CPUを体験してみたいという人は、今週もアキバに出かけてみるべし。
[撮影:DCR-PC7+V-Port 取材協力:ソフマップ8号店秋葉原NetWorld]
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【DVDキットが\44,999】 | 【DVD DreamKitの箱】 |
決算処分ということでビックリの\44,999という超安値で販売されているのがNOVACの「DVD Dream Kit」。製品名から想像できるように、これはDVD-ROMドライブとMPEG2再生ボードのセットパッケージ。DVD-ROMドライブは10倍速CD-ROMドライブとしても動作し、MPEG2再生ボードと合わせて利用することで市販のDVD-Videoのソフトも再生可能(今はそれしかソフトがない)。もちろん、再生映像はTV画面へも出力できる。
今までこうしたセット品は安くて7万、多くは10万円コースだったことを考えれば、この価格は超ビックリ。海の向こうではSoundBlasterで有名なCreative Labsが$499のDVD Kitを売るといってニュースになっているけど、日本では一足お先に4万円台。PC界の期待のデバイスであるDVD-ROMが4万円台で買えるとなると、パイオニア精神旺盛のマニア(人柱とも言う)なら思わず買ってしまう?。消費税Up直前だし、この価格は売り切りの決算処分だそうなので欲しい人は早めに走ろう。
[撮影:DCR-PC7+V-Port 取材協力:ソフマップ8号店秋葉原NetWorld]
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【BIGFOOTのカタログ】 |
すでに発表済みだったQuantumのBIGFOOT CYシリーズの3モデルが今週全てアキバに勢揃い。まずは2.1GBの「BFCY2110A」がぷらっとホームで\28,800、4.3GBの「BFCY4320」がアルファで\37,800、そして驚くべきことに6.4GBという大容量の「BFCY6480AT」がDOS/Vパラダイス本店で\58,000で売り出し中。
そもそもBIGFOOTシリーズとは、どんどん小さくなる方向にあるHDDの流れから逆行する5インチサイズのもので(だからBIGFOOT)、サイズを一昔前のサイズに戻す(大きくする)ことで製造コストを低減し(旧来のパーツを使い、小型化のコスト不要)、そして容量増大を容易にするために設計されたモデル。と言っても、今まで市場に出ていたものでは、3.5インチのものとあまり容量も価格も差がなかったので「なんの意味があるの?」なんて言われたりしたもの。ようやくこれで面目躍如といったところか?(でも、もうすぐ3.5インチサイズの6GBモデルも市場に出るという話も)。
ちなみに、性能は3600rpm、平均シーク12ms以下(BFCY2110)、 14ms以下(BFCY4320/BFCY6480)。とにかく「デカイHDD」が欲しいという人は購入を考えてみてはどう?。
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【FlipFlapのサンプル品】 | 【A-Masterの266MHz版】 |
先週PentiumII 266MHzを販売していしたA-Masterは全て完売し、今週はモノなし。今後は入荷が難しいとのこと。そして今週はOVERTOPがPentiumIIの266MHz(\170,000)と同時に233MHz(\158,000)も販売を開始。見たところでは、形状はまったく同一。モノ自体にクロック数が表示されていないので、いったいどこで動作クロックの違いを判別するのだろう?、という疑問もあるにはある..。
そして、待望のPentiumII対応マザーボードが再びアキバに入荷し、AZTECではPentiumII/PentiumPro両対応マザーボードP6F40K-A5が\39,800で販売中。Flip-Flapで展示されているサンプル品とは違い、製品版ではちゃんと「PentiumIIカセット」を挿入するためのガイド(支柱)がSlot1の両脇についている(PentiumPro向けにはSocket8のZIFソケットがついたボードが添付されている)。聞くところによれば、このマザーボードでPentiumIIを実際に動かしている人が複数いて、すでに300MHzのクロックアップを実現している強者もいるとか。
消費税Upを前にして、PentiumIIと対応マザーボードとに計20万以上を投入するかどうか、マニアにとっては悩ましいところ?。
[撮影:DIJE]
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【これが看板】 |
第一家電(ブロックA4)では先着20名にたまごっちをプレゼントするという方法で、パソコン本体の販促活動を展開中。まぁ、たまごっちが欲しいという理由だけで買うことはないだろうけど、たまたまパソコンを買うことを目的にやって来た人が、他の店に行かずに寄っていくという効果は確かにあるかもしれない。
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【JC-WORLD】 |
販売しているのはモバイル系を大得意とするJC-WORLD。いつから販売していたのか、限定10台の特別枠で、夕方の時点であと残り1台になっていた。スペック的にWindowsを動作させるのが厳しいとはいえ、IBMから発表されたWebBoyというDOS用のTCP/IPスタック+WWWブラウザ+メールのソフトを入れれば、いきなり最新情報携帯端末に早変わり。A5ファイルサイズという小ささと単三乾電池で動作するという軽快さが、ここでまた活きてくるというワケ。
そういや、最近現行のThinkPadシリーズも値段が下降気味。そろそろモデルチェンジの頃合いか?。
[撮影:DIJE]
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【DC-120正面】 | 【DC-120後面】 |
コダックから120万画素のデジタルカメラ「DC-120 ZOOM」が発売され、気になる実売価格を見て見ると、これがなんとビックリの9万円台。100万画素を超えるモノといったら、今まではとても趣味の範囲では買えないような高価なものばかりだったのに、一気に誰でも買えるような価格帯に降りてきた。今標準的なデジタルカメラというのは実売価格2万~6万くらいで35万画素のもの(画像は640×480ドット)だけど、DC-120 ZOOMはまさにプロスペックとも言える最新モデル(画像は1,280×960ドット)。価格は大型店で\99,800前後で、TWOTOPでは\93,800。さらに、コダックでは買い替えキャンペーンを実施中で、手元にある他メーカーのデジタルカメラの保証書とDC-120 ZOOMの保証書を送付すれば、2万円のキャッシュバックが行われる(もちろん保証書は戻される)。つまり、驚いたことに実質7万円台ということになる。これはちょっと魅力かも(キャンペーンは8月末まで)。
で、DC-120 ZOOM自体はどうなのかというと、画質自体はもちろん大変いいものだけど、個人的には機能面でちょっと不満もある。3倍ズームはいいけれど、液晶画面の表示品質が劣悪で、一昔前の液晶テレビのよう。ちょっと見る角度が変わると、画像が反転したかのような感じになって、まるでなんだかわからない状態になる。まぁ、これは撮影時のちょっとした確認用と割り切るという手もあるけれど..。それと決定的なのは、記憶媒体であるコンパクトフラッシュカード(CF)に書き出すデータ形式がコダック独自のものだということ。CFは直接PCカードスロットでパソコンに読めるのだから、JPEGなど汎用性のあるものすればよかったのに..。せめて選択して設定できるとか、ユーザーに選択肢を持たせて欲しかった。120万画素ともなれば画像1ファイルのサイズも大きいのだから、それをいちいちコンバートする手間を考えたら、効率という面では大いに不満が残る。もちろん、画質重視というこだわりがそうさせたのかも知れないが..。
とはいえ7万とは魅力的な価格..。個人的な好みでは、富士フイルムのDS-300の方がDIJEに似た感じの画質で好きだし、PCカードType2、データ形式はJPEGと汎用性も高いのでいいのだけど、こちらはいかんせん定価が20万を超えるのでまったく手が届かない。
それにしても、デジタルカメラもみんなまだまだ一長一短で..。今自分のカバンには何種類もの機種がそれぞれの用途向けに入れているので重いこと重いこと。どこか、マクロが効いて、ズーム付き、PCカードType2、データJPEG、フラッシュ/液晶付き、小型軽量、記録時間高速、画質良好、低価格、なんて万能なモデル出しませんかね?。
[撮影:DS-7]
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