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【予約抽選券】 | 【PR166は\36,790】 |
この価格を「ちょっと高いのでは」と思う人もあるかもしれないが、とりあえず初モノ価格ということで、最初のスタートはいつもそんなもの。最初は、どうしても欲しいという人が「高くても買う」というところから始まるのが常なのだ。おそらく、PR166がこの価格からスタートするなら、すぐに2万円台に落ちてくる可能性は大。さ、いますぐ購入するか、しばらく待つか、ここが悩みどころだ。
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【MMX Pentium233MHz】 | 【PentiumII 233MHz】 |
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【INTEL純正PentiumIIファン】 | 【INTEL純正PentiumIIファン】 |
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【INTEL純正PentiumIIファン】 | 【INTEL純正PentiumIIファン】 |
特にPentiumIIやMMX Pentium 233MHzで採用された青を基調としたやや派手な新しいパッケージのものは、新味があるせいもあってか最近よく目につく。MMX Pentium233MHzなんて裸売りでもまだ登場してまもないというのに、今週見てみるともうかなりの数のリテール箱版が出回っている。面白いことに、値段も裸売りのものとリテール箱版の差はだいぶ縮まっていて、MMX Pentium 233MHzを例にすると両者の差はあっても数千円程度で、最も象徴的なのはリテール箱版のみしか扱っていないショップが複数あり、そうしたショップがすべてを合わせての最安値をつけていたりする(最安値は\77,800で、エルプラザ(ラジオ会館4F[ブロックA4])、コムサテライト2号店(COM/2)など)。
このリテール箱版には、国内代理店経由のものと海外ルートのものがあるものの、海外経由のモノでさえ国際対応になっていて、マニュアルは日本語を含む各国語で書かれているし、親切なことにそれぞれの国のサポート先電話番号も書いてある。さらに、今まで付属していた半透明のINTEL INSIDEシールは、高級感あるメタリックのものに変更されている。PentiumIIの場合はファンの回転数チェック用の信号ケーブルも付属する(MMX Pentiumは未確認)。
で、もちろんリテール箱版にはINTEL純正のファンがつくわけだけど、今回初めてPentiumII用のものを見ることができた。写真にもあるように、PentiumIIの背の部分にヒートシンクがつき、その上に中央にファンのついたカバーが張りつくという構造。このファン&ヒートシンクの製造元はPentium時代からずっと担当している山洋電気だそうで、ファン周辺のヒートシンクはPentiumのものと同じように凹状にカットされている(もちろん、PentiumIIの横長形状に合わせて両横に伸びるようにさらにヒートシンクがついている)。材質も見た目では同じ物ののよう。
台湾がそうであったように、だんだんリテール箱版が幅をきかすアキバ。値段も安くなり、リマーク品の心配は少ないし、サポートが受けられるしでいいことずくめのような気もするけど、なんか寂しい気もする。INTELは裸売りはあまり望んでおらず、純正のリテール箱版の販売を薦めているそうだし、PentiumIIにいたっては純正のPentiumII用ファンの単体売りが実現しそうになく(Pentiumの時は山洋電気が単体で売っていた)、サードパーティー製の性能のいいファンが出てこないことには、リテール箱版を買わざるを得ない状況になることもあるかもしれない。実際、あるショップでは「単体売りされるサードパーティ製PentiumII用のファンにはなかなか信頼のおけるものが出てこないので、現状ではきちんとしたファンの付属するリテール箱版だけを売ることにしている」というショップさえある。INTELはSlot1のほかにPentiumII用ファンも独占か?。
ということで、現状ではまだまだ裸売りが圧倒的だけれども、この状況では今後はもっとリテール箱版が増えていくかもしれない。
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【USER'S SIDE】 |
そうそう、K6と言えば一度出たきりのままになっていたPR 233がもうじきあちこちに出回りそう。TWOTOPやUSER'S SIDE、ソフマップ8号店NetWorldなどで、在庫はないものの、価格を先に提示している。いずれも7万円台なので、ちょうどMMX Pentium 233MHzとぶつかる価格帯。そんなわけで、まだまだINTEL vs 互換CPUメーカーの闘いは続く。
[撮影:DS-7]
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【A5サイズの本体】 | 【ENTER/実行キーが小さい】 |
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【けっこう軽い】 | 【薄い本体】 |
アキバでは大型店はもちろん、モバイル系に強いショップにはだいたい入荷している様子で、それぞれ店内でデモ機やモックアップの展示などで新製品をアピール中。メーカーの富士通自身も、ボーナス商戦の頭に投入したこの新製品にはそうとう力を入れているようで、アキバの路上各所にINTERTopの文字の入ったポロシャツを着たキャンギャルを多数配置。それから、マシンの実物大のカタログを用意したり、バットを持った読売ジャイアンツ・松井秀喜外野手の写真がデーンと映ったA4サイズのパンフレットも配布している。そのセンスの良し悪しはそれぞれの判断に任せるとして、なかなか凄いものがあるので必見(笑っちゃうかも)。マシン本体のデザインは名の知れたデザイナーにわざわざ依頼したものだそうだけど、広告宣伝の方はどうだったんだろう..。
幾つか確認したところでは、アキバで実働デモ機を設置しているのはLAOX THE COMPUTER館、アイ・ツー Mobile専科東京3号店など。ほかに場所によっては液晶部に表示イメージ写真をはめ込んだモックアップを置いているころもある。性能的にはCPUが486(クロック不明)、カラーDSTN液晶(VGA/256色)、33.6Kbpsモデム、メモリ4MB、ユーザーエリア2MBのRAM-Disk、PCカードスロットType2×1などを搭載。ソフトはDOS/Vベースで、専用のPIM、パソコン通信、Internet接続ソフトを内蔵して、もちろん電子メールもWebも利用可能。うれしいことに、ちゃんと生のDOS/Vを起動することもできる。本体はA5サイズで750gと小さく軽く、実際に手にしてみると実に気軽に扱えるサイズであることに関心する。タッチパネルに対応した液晶部はくるりと360度回転して、ペンコンピューターにも早替わりする。
触ってみると、キーはやや小さいもののフルキーでキーの省略はないし、感触も悪くない。慣れれば普通のノートパソコンのような感覚で打てそう。ただ、写真にもあるように、富士通独特の「実行」キーをとりつけたこともあって、ENTERキーとともにキートップが小さくなってキーボード右側に窮屈に押し込まれた格好なのが気になる。それと、「め」と「ろ」のキーがかなり小さい。カーソルキーが逆T字になっているのは使いやすくていい。一番気になったのは液晶で、どうもこれが蛍光灯の映り込みが激しくて、かなり使いにくい気がした。個人的には、反射型白黒液晶でコスト下げて「小さく軽く安いマシン」に特化したモデルが欲しいな、と思うけど。
部分的に気になるところが多いけれども、ちょっと気になる存在。テキスト書いて通信するという程度のことならこれくらいのマシンで充分。ボーナスでこんな携帯用のサブマシン購入を検討してみるのもいいかもね。
[撮影:DS-7 協力:アイ・ツー Mobile専科東京3号店]
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【Sofmap WORLD5月号より】 | 【訂正案内】 |
おなじみのソフマップが発行している情報誌「Sofmap WORLD」の5月号を持っている人はぜひとも70ページのCPUのリストを見て欲しい。INTELのCPUの欄を上から順に読んでいくと、なぜかPentiumPro 200MHzが3種類並んでいることがわかるはず。なんと、現行の内蔵キャッシュ256KBと512KBのほかに、3つめには1MBキャッシュ版の記述があるではないか!。値段は電話で問い合わせしてほしい、とも書いてある。1MBキャッシュ版といえば、PentiumII発表のタイミングで流れた新しいPentiumProのラインナップ構想に含まれる新CPU。当然まだ未発表のもの。
用意周到なフライング販売か!、と喜んで問い合わせた人もきっと多かったかもしれない。実はこれ、単なる間違いで、今では店頭に「お詫びと訂正」の張り紙が出ていて、「1MB版は商品としては存在致しません!」と強い調子で否定されている。間違いは間違いでも、あまりにも「現実にありそうな」内容だったのでビックリ。ま、フライング販売なんてある日突然始まるので事前に情報誌に出るわけはないのだけど。でも、なんか勘ぐりたくなるね、この間違い..。
[撮影:DCR-PC7+V-Port 協力:ソフマップ8号店秋葉原NetWorld]
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【左がOEM IntelliMouse】 | 【この通り表面はザラザラ】 |
表面がツルツルのタイプだと、なんとなく手の汗がべったりつく感じで使っていて気持ちが悪い、という人が結構多いわけだ。MSマウスの場合、ツルツルのタイプのほか、今まではショップがバルク扱いでザラザラのMSマウスを売っていたので、これを好んで買っていた人も多い。で、IntelliMouseの方はというと、未だにツルツルタイプのものしか店頭では買うことができない。では、ザラザラのものがないのかといえば、さにあらず。ちゃんとあるんですね、これが。写真がそのザラザラのタイプで、色もMSマウスと同様にツルツルが白に対して、こちらはやや緑色(なのかな?)がかっている。ホイールは特に変わりがなく薄緑色。ただ、これはOEM専用だそうで、一般の人にはパソコン購入時のバンドルの形でしか入手方法が今のところなさそう(すでに一部の機種には採用が始まっているとのこと)。
このほか、アメリカの大手パソコンショップ「COMP USA」限定販売の黒いIntelliMouseなんてのもある。実際、COMDEX Spring '97の取材帰りにこれを買ってきた人も近くにいる(写真撮り忘れた)。マウスのように常に直接触って操作するインターフェース機器というのは、キーボードのキータッチの感触と同じで、とても細かいところが気になるもの。IntelliMouseだっていろんなバリエーションがあっていいはず。買う側も選べていいはずなのに、現状は国内では選択肢ナシ、というのはなんとも不満。どっかで並行輸入して販売するとか、ザラザラもちゃんと店頭販売されるようになればいいのに。たかがIntelliMouse、されどIntelliMouse。
アキバはボーナスで裕福になった人で一杯。ショップはどこも混んでいるし、いくつかのショップで聞いたところでは、今週中盤くらいから凄い勢いで売り上げが伸びているそうだ。「めちゃくちゃ売れてるし忙しくて死にそう」という商売繁盛のショップも。で、売れ筋は何かと聞いてみると、これまたアキバのハイエンド志向が如実に表れて、「PentiumII 266MHzにK6 PR 200が飛ぶように売れる」とか。あんまり安いものは売れないらしい。
各ショップも、ボーナス企画を実施中だ。例を上げると、TWOTOPはショップブランドVIPシリーズの「納期1週間セール」を開始。一部を除いて、1週間で希望の機種が届くそうだ。コンピューターボックスも全店同時でボーナスセールを開始し(7/5~6、7/11~13)、日替わりの限定品を格安販売する。K6 PR200が\29,500とか、Quantum Bigfoot 2.5GB HDDが\15,800なんてのもある。A-Masterもボーナスセール(6/13~7/27)で第1回目としてネットワーク関連機器を大幅値引中。USER'S SIDEではお得な自作キットを多数用意し、中にはPentiumII 266MHz×2 + Tyan TAHOE2 Dual PentiumIIマザーボード + 300Wミドルタワーケース = \274,000なんのものある。
ボーナス支給日がまだだ、という人はカードをもってアキバに行くべし。この時期にはいろいろおいしいものが出てくる。みつけたら、そこですぐGetしないと、すぐ他人にさらわれてしまうゾ。
今度はパイオニアから24倍速CD-ROMドライブが登場した。型番はDR-511。詳細は不明だけど、レーザーディスクプレイヤーの技術を使って製造されたものだとか。価格は\17,000前後。
最新の相場参考資料はこちら |
CPU、HDD相場情報(秋葉原 '97/6 第2週) CPU、HDD相場情報(秋葉原 '97/6 第1週) |
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[撮影:DS-8 協力:コンピュータボックス(C-BOX)]
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[撮影:DS-8]
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