補足説明: ========================================================================== (C) Copyright IBM Corp. 1998 ========================================================================== 【ソフト名】 IBM ThinkPad 770 システムROM アップデート・ユーティリティー V1.10 (システム・プログラム・サービス・ディスケット) 【登 録 名】 IDUJ010.EXE 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社 【対応機種】 ThinkPad 770 【作成方法】 DOSプロントにて、以下の手順でディスケットを作成します。 1) ファイル(自己解凍ファイル)を適当なディレクトリで実行 し、ディスケット作成プログラムを解凍する。 >IDUJ010 (Enter) 2) ディスケット作成プログラムを実行し、ディスケットを作成 する。 −フォーマット済みの1.44MBディスケットをドライブに 挿入して、 >IDUJ01 A: (Enter) 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている 人には営利を伴わない形態であれば自由です。 2)以下の禁止事項は守って下さい。 −他のネットワークへの転載。 −ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。          −雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。 【導入方法】***************************** この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその 他の確認をしてください。 ***************************** ========================================================================== 【ファイル紹介】  IBM ThinkPad 770  システム・プログラム・サービス・ディスケット V1.10 <このディスケットについて> このシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使用し、ThinkPad 本体内に収められたシステム・プログラムを更新することにより、問題の解決や 機能の追加、拡張ができます。次のモデルが対象となります。   ThinkPad 770 システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、 「問題修正/更新の概要」の章を参照してください。システム・プログラムの更新は、 「システム・プログラムの更新のしかた」の章を参照してください。 <ディスケット・リリース情報> (日本で未リリース分も含みます)  ディスケット  バージョン   内容    1.00    問題修正サービス 1.10 新機能サポートと問題修正サービス <問題修正/更新の概要>   (参考)    [n.nn]の数字は、ディスケットのバージョンを示します。    [新]は新機能または機能の拡張を示します。 以下の問題が、システム・プログラム・サービス・ディスケットの各々のバージョンで 修正されました。 [1.00] − バッテリーオペレーションの状態で、カードバスのネットワーク・カードで ネットワークに接続すると、システムがハングすることがある。 − バッテリーオペレーションの状態で、サスペンド状態、ハイバーネーション 状態からレジュームすると、オーディオの再生が遅くなることがある。 − バッテリー少量状態でサスペンド状態、ハイバーネーション状態に入った 状態よりレジュームすると、オーディオの音がおかしくなることがある。 − サスペンド状態よりレジュームすると、まれにシステムがハングすることが ある。 − レジューム・タイマー、モデムの信号によりサスペンド状態よりレジューム したときに、3回パスワードを間違えるとキー入力ができなくなる。 [1.10] − [新]8.1GB HDDのサポート。 − 始動パスワードを入力した直後にキーボードに触れると、キー入力ができな くなることがある。  − (修正)もし、以下の条件で診断プログラムを実行した場合、エラー・ メッセージが誤って表示される場合がある。    − セレクタドックを接続した状態で、PCMCIAテスト    − セレクタドックを接続した状態で、シリアル・ポート・テスト    − DSPテスト <システム・プログラムの更新のしかた> ****************************** この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその 他の確認をしてください。 ******************************  (注意)   −システム・プログラムを更新するには、ACアダプター、及び充電済みの バッテリー・パックが必要です。   −セレクタドック・システム、ポータブル拡張ユニット、デスクトップ拡張 ユニット、又はポート・リプリケーターがThinkPadに接続されている 場合は、取り外します。   −ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットと同じ、 又はそれ以降のバージョンのものを既にお持ちの場合は、このディスケット からシステム・プログラムを更新する必要はありません。導入プログラムは、 現在システムに組み込まれているシステム・プログラムのレベルを自動的に 調べて、表示します。 1.この説明書を印刷するか、他のコンピューターに表示します。 2.コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。 3.ディスケット・ドライブにシステム・プログラム・サービス・ディスケット を入れて、電源を入れます。 4.メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 5.読み終えたら Esc キーを押し、メニューに戻ります。 6.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従ってシステムプログラム の更新を行います。  警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 画面の指示がない限り、システム・プログラムの更新中に  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたり、読み取り中のディスケットを抜いたり  、、、、、、、、 しないでください。  システム・プログラムの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が 必要となる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店にThink Padをお持ちいただくことになります。このサービスは有償の場合もあります。  更新の作業が完了したら、次のことを行ってください。  7.ディスケット・ドライブからシステム・ログラム・サービス・ディスケットが 取り出されていることを確認し、電源を切ります。  8.F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま Easy-Setupの画面が 表示されるまでF1キーを押し続けます。  9.始動パスワードの入力を要求された場合、正しいパスワードを入力します。  10.「Config」、次に「Initialize」アイコンを選びます。  11.「OK」を選びます。 最後に診断プログラムを実行して、ThinkPadに問題がないことを 確認します。  12.電源を切って、F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま Easy−Setupの画面が表示されるまでF1キーを押し続けます。  13.「Test」を選び、次に「Start」を選んでテストを開始します。 テスト画面が表示されます。テストをパスした各項目にはOKが表示され ます。  14.全ての項目に OK が表示されたことを確認します。  15.Escキーを押してテストを終了し、電源を切ります。  これで全ての作業は完了です。 <システム・プログラムの情報> 各々のシステム・プログラム・サービス・ディスケットには、次のようなシステム・ プログラムが入っています。     BIOS P/N(part number:パーツ・ナンバー)とそのDate (日付)は、次の方法で確認できます。  1.ThinkPadの電源をオフにします。 2.F1キーを押しながらThinkPadの電源をオンにし、 Easy-Setupメニューが表示されるまでF1キーを押し続けます。 3.Easy-Setupのメニューに、BIOS P/NとDateの表示が あります。     ディスケット  BIOS     BIOS     バージョン   P/N      日付     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     1.00    97H4578  10−28−97     1.10    97H4596  03−13−98 <サービス情報>  今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシステム・ プログラムの更新では、次のような「使用されないBIOS領域」が生まれます。  この領域は実際にはBIOSによって使用されないので、EMM386.EXE のようなメモリー・マネジャーを使用することでUMB(アッパー・メモリー・ ブロック)として使用することができます。  今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシステム・ プログラムの更新を行なった後、ディスケットバージョン1.00を使用し、 BIOSを元に戻すと、Bootの途中でエラーコード19153が表示され ます。その場合、一旦電源をOFFにし、その後電源をONにして下さい。  ThinkPad  BIOS P/N  使用されないBIOS領域 モデル       BIOS Date                 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 770 97H4596   E0000−EFFFF(64KB)           03/13/97  (注意) −メモリー領域 C0000−C9FFF は、ビデオBIOS用にあらかじめ   予約されています。 上記で示された「使用されないBIOS領域」は、それに対応したBIOS P/N のみ有効です。また将来のシステム・プログラムの更新によって変わる可能性が あり、保証するものではありません。  BIOS P/N (part number: パーツ・ナンバー)とその Date(日付)の確認は、「システム・プログラムの情報」の章を参照して ください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 * IBM、ThinkPad は IBM Corp.(米国)の商標です。 ========================================================================== ダウンロードファイル名を『IDUJ010.EXE』として下さい。