■TeX for Windowsのバージョンアップについて  株式会社インプレス発行「縦組対応日本語TeX統合環境―TeX for Windows―」を お買い上げいただきましてありがとうございました。  TeX for Windowsのバージョン1.0cのsmall TeXを使用した場合に、添字の添字 (subsubscript)の処理がうまくいかない、という不具合が発生しました。 調査の結果、使用しているコンパイラのオプティマイズの処理に不具合が原因 でした。ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。  今回、この点を修正したバージョンをリリースいたします。このバージョンアッ プによってWPITEX.EXEとWPVTEX.EXEのバージョンが1.0c1に、ファイルの日付けが 95-05-24になります。 ■バージョンアップモジュール  このディレクトリの構成は以下の通りです。 README.TXT このファイルです。 WPITEX.COM WPITEX.EXEの自己更新差分ファイル WPVTEX.COM WPVTEX.EXEの自己更新差分ファイル VERUP.TXT 修正履歴 ■バージョンアップの方法  このバージョンアップは、WSPで作成した自己更新ファイルで配布されます。  WSPの自己更新ファイルは、“.COMファイル”形式の実行可能ファイルで、 カレントディレクトリにバージョン1.0cのWPITEX.EXE、WPVTEX.EXEをおき、 WPITEX.COM、WPVTEX.COMを実行してください。 ※WSPは、amaproワキチ(和田浩一)氏によって作成された差分作成・更新プロ グラムです。 ****************************************************************  差分ファイルは、バージョン1.0cをお持ちの方が対象です。それ以前 のバージョンをお使いの場合は、最初に1.0a(1.0)->1.0b、1.0b->1.0c のバージョンアップを行ってください。 **************************************************************** 1995年5月24日 株式会社インプレス インプレス・ラボ