2.6.TWAIN
2.6.1 TWAIN
TWAINは、アプリケーションソフトと、イメージ入力機器との間に共通のインターフェースを確立すべく開発されたものです。TWAINはアプリケーションソフトウェアとスキャナーを代表とする画像入力装置との間の通信を目的として、標準的なプロトコルとAPI(Application
Programming Interface)を定義します。「TWAIN対応」とは、基本的なTWAIN規格の要求を満たしているということを意味します。
本製品のスキャナードライバーであるMiraScan95/NTもこのTWAIN規格に準拠して設計されていますので、パッケージに同梱されているソフトウェア製品以外でも「TWAIN対応」を保証しているアプリケーションソフト上でVUEGOSCANを使用することができます。
2.6.2 SCSI
ID
SCSIは、Small Computer
System Interface(小型コンピュータシステムインターフェイス)の略です。このインターフェースの第一目的は、コンピュータに独立した装置を供給することです。SCSI対応であれば2つ以上の別々の機器をハードウェアまたはソフトウェアを変更することなく、ホストコンピュータに連鎖的に(デイジーチェーンと呼びます)接続することができます。各々のSCSI装置は、SCSIバスの上でひとつのアドレスをもちます。SCSIIDと呼ばれるアドレス(0から7まで)は、連絡している装置の1つを選択するために使用されます。SCSIIDは工場出荷時には「2」に設定されていますが、実際の使用環境で他のSCSI機器と衝突(重複)するようであれば、後でそれを変更することができます。
ご注意下さい。
上記説明されているようなデイジーチェーンでの他のSCSI機器との接続は、ASPI互換のSCSIボード/カードを使用される場合に可能です。同梱の専用SCSIボードを使用されている場合はできません。
2.6.3 I/O
アドレス
I/Oアドレスは、スキャナードライバーがインターフェイスカードと通信を行うために使用します。