第4章 問題解決とサービス情報

4.2 トラブルシューティング

  1. エラーメッセージへの対応

  2. 電源投入テストの間や、スキャニングを行っている間の、いくらかのエラーは生じてもかまいません。エラーメッセージは、2通りの方法で表示されます。ひとつはスキャナーに生じる問題、これはLEDインジケーターの様々な表示パターンにより表示されます。そしてもうひとつは、画面に表示されるメッセージボックスです。SCSI接続など、PCシステムに関してのエラーは、メッセージが画面上のメッセージボックスにポップアップ表示されます。下記は、それらのエラーメッセージと、対する適切な対応です。
LEDインジケーターを経由して表示されたエラーメッセージ
LEDインジケーターの点滅回数のパターンにより、エラーは、11の状態に分類することができます。同時に複数のエラーがあってもよく、それらは順番に示されます。エラーの区切りの間はLEDインジケーターは暗い状態が続きます。エラー点滅回数は、次の通りです。
 
LEDインジケータ
エラーメッセージ
1 点滅1回 EPROMエラー
2 点滅2回 データRAMエラー
3 点滅3回 システムRAMエラー
4 点滅4回 ASIC RAMエラー
5 点滅5回 ラインモーターまたはホームセンサーのエラー
6 点滅6回 フィルターモータ  
またはフィルターセンサーエラー
7 点滅7回 DCオフセットエラー
8 点滅8回 ランプ  
またはCCDエラー
9 点滅9回 TPOラインモーターエラー  
センサーエラー
10 点滅10回 TPOランプエラー
11 点滅11回 スキャンモジュールロック  
またはラインモーターセンサーエラー
  画面のポップアップメッセージボックスを経由して表示されたエラーメッセージ  
エラーメッセージ
対応
1 「スキャナーが見つかりません!」
    • パワースイッチのオン/オフをチェックしてください 
    • SCSIケーブルが正しく接続されているかどうかをチェックしてください 
    • ドライバーがインストールされることを確かめてください 
    • データソースが別のスキャナードライバーによって占められているかもしれません、コンピュータの再起動によってデータソースを開放し、その時MiraScan95/NTドライバーを再び確保します。 
2 [SCSIカードが見つかりません]
    • SCSIカードはスロットに完全に装着されているかどうかチェックします。 
    • 電源が入っているかどうか確かめます。 
   
  1. NeoStationが正常に動作しない

  2. まず、 NeoStationが正しいデータソースを選択しているかを確認します。 NeoStationが起動した状態で「ファイル」メニューから「スキャナ選択」を選択し、「MiraScan」が選択されているかどうかをご確認ください。
  3. スキャナー使用中に時々クラッシュする

  4. バージョンの異なるTWAIN_32.DLLは、弊社のドライバーのものと相性が合わないことがあるかもしれません。他のアプリケーションソフトをインストールした後で、MiraScan95/NTドライバーをインストールすることを強くお勧めしています。それを行っていない場合で、システムが着実に動作しないならば、MiraScan95/NTドライバーの再インストールを試してみてください。