第6章 TPO

6.2 組み立てと初期設定

6.2.1 梱包を解く

始める前に、スキャナーは正しくセッティングされなければならなりません。そして、その操作についてよく熟知していなければなりません。

TPOの梱包は以下の手順で解きます。
ステップ1 TPOを梱包された箱から取り出します。箱や梱包材料は後で使うことがありありますので、保管しておきます。散光シートに傷をつけないように注意してください。散光シートは、透明アダプタの底部の半透明の白いアクリルシートです。
ステップ2 次のパーツや説明書がそろっているか、それらに損傷がないかをチェックします。   
  • TPO 
  • キャリブレーションフレーム 
  • ユーザーガイド 
  • CD-ROM 
  • もし 欠落や破損があれば、購入した販売店にお問い合わせください。 

 

6.2.2 TPOの設定
以下の手順でTPOの設定を行います
ステップ1 スキャナーの電源を入れます
ステップ2 ADF (Automatic Document Feeder-ADFユニット) が取り付けられていれば、スキャナーの電源コードを抜いて、それを取り外します。(詳細はADFユーザガイドを参照してください)
ステップ3 TPO底部のネジを外します。   
このネジはTPOを運搬するような場合には再度使用します。 大切に保管して下さい。
ステップ4 スキャナー後部の穴にTPOの支柱を差し込みます。
ステップ5 スキャナーの上にTPOを静かにおろします。
ステップ6 スキャナー後部のスロットにケーブルプラグを差し込みます。
ステップ7 スキャナーの電源を入れます。
 

6.2.3 TPO初動テスト
次の手順でTPOの初動テストを行います。
ステップ1 MiraScan95/NTのドライバをPhotolmpact などのWindows95/NT用TWAIN互換のアプリケーションソフトウェアから起動します。
ステップ2 ポジフィルムかネガフィルムかを[原稿の種類]ボックスから選択します
ステップ3 MiraScan95/NTドライバから[プレビュー]をクリックします。
ステップ4 TPOが正常に働くかどうか確認し、プレビュー画像が現れたら、ドライバーのプレビューエリアをチェックします。テストの結果、正常に動作しなければセクション6.2.2 を参照してTPOの設定をもう一度行うか、あるいは6.3のトラブルシューティングを参照してください。
 

6.2.4 透過キャリブレーティングフレームの使用
透明なメディアのスキャニングを行う前に、キャリブレーティングフレームをスキャニングウィンドウに置きます。TPOは、次の機能がついた透過フレームで行います。