開発動機
なぜこのようなアプリケーションを作成したかといいますと、
辞書を使うのにいちいちCD-ROMを入れたくない!
と思ったからです。その名も Microsoft(R)/Shogakukan Bookshelf(R) Basic。Microsoft(R) Word97,98やMicrosoft(R) Office Professional Editionなどについてくるので、お持ちの方も多いのではないかと思います。しかし、この辞書、インストールオプションがないんですよね。実行ファイルだけハードディスクにコピーして、データはCD-ROMから読み出す仕様になってるんです。だから、CD-ROMは常に入れておかなければならないし、検索のたびにCDを回転させるのに時間がかかるし、面倒です。辞書そのものは、とてもデータが豊富で気に入ってるのですが…。これを解決するために、何とかならないかと、NTのデバイスドライバの文献を片っ端から読み、苦節の末作成したわけです。やっと完成して、試している途中にある事実に気づきました。それは、
実はBookshelf Basicは自分でハードディスクにファイルをコピーしてやれば別にこんなことをしなくてもすむ
ということです(-_-)。だったら最初からフルインストールのオプションつけろよな > マイクロソフト
しかも、他の辞書あるいは連装CD-ROMドライブを買うのをケチってこれを作るのにかかった時間、MSDNの会費、VisualStudioの価格を考えると、まったく割に合わないのだった…ということで、
ほかの人に使ってもらおう
という結論に達したのであった…。
しかし、Ver0.60以後は、圧縮できるようにし、その結果、Virtual Diskで使用したほうがそのままコピーするよりハードディスクの容量を200MBytesぐらい節約できることがわかったので、今はそちらで使ってます。